2011年09月25日

夏を過ぎての病気対策

菊池建設の<< ゴウ >>こと 糠谷 です。

猛暑の夏も過ぎてすごしやすい秋が近づいていますが、そんな時に夏の疲れが出やすいものです。体調には注意をしたいものです。人間同様、水槽の熱帯魚たちにもそんな夏の影響が出るころになりました。そこで今日は我が家の魚たちの病気対策をご紹介しましょう。

これからの時期、明け方には意外に気温が下がることがあります。そんな時かかり易いのが、みなさんも経験あるかと思いますが、「白点病」です。
通常白点病には、グリーンFやヒコサンZ 等の マラカイトグリーン含有薬による薬浴が定番です。私もヒコサンZによる薬浴をしていますが、これが意外と制約があります。

・薬品ですから多用は禁物。
・マラカイトグリーンは光に分解されるため、照明が付けられない。
・水草に影響が出やすい。(重症の場合その魚だけ隔離、薬浴する必要がある。小さな隔離水槽の場合、薬浴時の薬の濃度が濃くなりがちで、薬による副作用でかえって弱らしてしまう。私はよく失敗しました。(・・;))

そんなこともあり、私は唐がらしを使っています。


唐がらし療法は賛否両論ありますが、私の場合マラカイトグリーンの薬浴より、ずっと効果がありました。唐がらしに換えてからは薬浴をしたことがありません。
お勧めは、ユウキ食品の「中華材料 唐がらし これいいです。効き目が長持ちします。

使用方法は、水槽の水10リットル当たり、唐がらし1本を細かく輪切りにして、左のティーバッグに入れて水槽に吊るします。これを1週間程度で交換します。


ティーバッグを入れると、魚たちが争うようにつつきに集まってきますし、モヤモヤと唐がらしの成分が溶け出しているのが見えるのですが、そこにも集まってきます。コケ取りのエビたちはティーバッグから離れません。とにかくやな物とは思ってないようです。
水換え時に、底砂を派手にザクザクやって、いつもより多くカス(”リター”といいます)が舞った時などは、リターと一緒に底砂の常在菌も舞い上がるので、予防対策としても吊るしています。唐がらしの量も薬のようにシビアに考えずに、多少いい加減でも問題ないので安心です。
繰りかえすと、ここ2年近く白点病で薬を使ったことはありません。
あくまで私個人の主観ですので、試す場合は自己責任のもとにお願いします。
ゴウ でした
  


Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 13:49Comments(0)ゴウ