2013年03月20日

木を好きになる_1

展示場へ来て下さったお客様から、
しばしば「木の香りがするね」と言って頂いております。

香りの正体はおそらく、
1階の居間と2階のこども部屋に張っている無垢床材です。
菊池建設オリジナルの、30ミリ厚。

香りだけではなく様々な面で、良い事づくしのお勧め床材ですが、
維持管理についてはお客様のご理解、ご協力が不可欠です。
また、温度や湿度の変化に応じて伸び縮みする為、
材料同士の隙間も若干ですが空いたり閉じたりします。

「檜造りの菊池建設」の営業として、
檜の良さ、木の良さをどの様に伝えられるかと思案していましたが、
まずは木を好きになってもらう必要があるのではと気づきました。

色々な「好き」がある事と思います。
例えば
「香りが好き・落ち着くから好き・色合いが好き」などの感覚的なものから、
日本は森が多い二酸化炭素を吸収してくれる」といった環境面での事、
木ならではの科学的な効能や構造材料としての性能を好む方がおれば、
「日本の建築といえば木でしょう」という方もいらっしゃるでしょう。

かくいう自分は、
建材屋で屋久杉の端材を買ってきてしまうような「好き」です。

何に使う訳でもなく、今は部屋の隅に置いてあります。

(つづく)
  

Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 14:10Comments(0)さとう