2013年06月30日
重曹で快適な入浴ができるってホント?
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは6月16日の記事に引き続き、梅雨時を快適に暮らす方法として、「重曹で快適な入浴ができるってホント?」をご紹介します。
16日の記事では「ハッカ油」の思わぬ使い方をご紹介しましたが、今回は身近な存在だけど実はよくわからないと言う人が多い「重曹」の活用法について書きたいと思います。

そもそも「重曹」ってなんなんでしょう?
「重曹」とは天然の無機物質で「炭酸水素ナトリウム」といいます。
鉱山や、ガラスを作るときの副産物として得られるそうです。
それから、私達の体の中にもある物質だそうですよ。例えば唾液の中なんかにも。
「重曹」は下記のような特徴から、とても幅広い便利な用途があります。
①研磨作用
やわらかい結晶なので、マイルドな研磨作用を持っていてやさしく・効果的に洗浄します。
②中和作用
「重曹」は、弱アルカリ性です。脂や汚れは脂肪酸という酸性なので、重曹で中和できます。
脂肪酸は中和すると水に溶けるので、汚れが落ちるのです。
それから、中和することで悪臭を抑えたり、水質悪化防止、微生物の繁殖を抑える、胃酸調整、虫さされにもよいそうです。
③軟水作用
硬水のミネラル分(カルシウム・マグネシウムなど)は飲み水としてはよいのだけれど、調理には味に影響を与えたり、石けんカスが多かったり、お風呂では、肌がチクチクしたりなどの短所もあります。
「重曹」は、ミネラル分を挟み込み擬似的な軟水を作るので、お風呂がまろやかになったり、洗濯の汚れ落ちを向上させたり、硬いお豆などをやわらかく茹であげたりします。
「重曹」を溶かした水は、ナトリウムをたくさん含んでいて脂汚れに高い洗浄効果を発揮したり、お肌にはおだやかな保湿効果をもたらしてくれます。
④消臭・吸湿作用
「重曹」は、不快な悪臭を中和します。
一般の芳香剤は、より強い香りで悪臭を覆い隠してしまうけど、「重曹」は悪臭が吸収され、匂いそのものが無くなってしまうのです。
悪臭を吸収しながら、水分も取り込むので、たんすやクローゼットの中、下駄箱に消臭剤として使えます。
⑤発泡・膨張作用
小麦粉でパンやケーキを作るときに、「重曹」が膨らませてくれます。
「重曹」の発泡作用でパイプの汚れ取りやタイルの目地などの汚れを浮き立たせる効果もあります。
とまぁ、まるで万能薬と言っても過言ではありませんね。
さてさて、今日の本題の「重曹での快適な入浴法」ですが、まず「重曹」はふくらし粉や胃薬などにも配合されている安全な物質ですので入浴剤として安心して使うことができるということを強調しておきます。
え~っと、まず「重曹」をひとつかみお風呂に入れます。
たったこれだけです。
「重曹」を入れたお風呂は塩素を中和し、血行を促進する働きがあるので、疲労回復、肩こり、冷え性、美肌などにも効果があるそうです。
また、エッセンシャルオイルなどで「重曹」に好きな香りをつけておけば、リラクゼーション効果も得られます。
「重曹」500gに対し、エッセンシャルオイルを5~10滴くらい入れるとよいようです。
お風呂1回あたりの使用量は25~30gで大丈夫です。
是非、お試しを~!
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは6月16日の記事に引き続き、梅雨時を快適に暮らす方法として、「重曹で快適な入浴ができるってホント?」をご紹介します。
16日の記事では「ハッカ油」の思わぬ使い方をご紹介しましたが、今回は身近な存在だけど実はよくわからないと言う人が多い「重曹」の活用法について書きたいと思います。

そもそも「重曹」ってなんなんでしょう?
「重曹」とは天然の無機物質で「炭酸水素ナトリウム」といいます。
鉱山や、ガラスを作るときの副産物として得られるそうです。
それから、私達の体の中にもある物質だそうですよ。例えば唾液の中なんかにも。
「重曹」は下記のような特徴から、とても幅広い便利な用途があります。
①研磨作用
やわらかい結晶なので、マイルドな研磨作用を持っていてやさしく・効果的に洗浄します。
②中和作用
「重曹」は、弱アルカリ性です。脂や汚れは脂肪酸という酸性なので、重曹で中和できます。
脂肪酸は中和すると水に溶けるので、汚れが落ちるのです。
それから、中和することで悪臭を抑えたり、水質悪化防止、微生物の繁殖を抑える、胃酸調整、虫さされにもよいそうです。
③軟水作用
硬水のミネラル分(カルシウム・マグネシウムなど)は飲み水としてはよいのだけれど、調理には味に影響を与えたり、石けんカスが多かったり、お風呂では、肌がチクチクしたりなどの短所もあります。
「重曹」は、ミネラル分を挟み込み擬似的な軟水を作るので、お風呂がまろやかになったり、洗濯の汚れ落ちを向上させたり、硬いお豆などをやわらかく茹であげたりします。
「重曹」を溶かした水は、ナトリウムをたくさん含んでいて脂汚れに高い洗浄効果を発揮したり、お肌にはおだやかな保湿効果をもたらしてくれます。
④消臭・吸湿作用
「重曹」は、不快な悪臭を中和します。
一般の芳香剤は、より強い香りで悪臭を覆い隠してしまうけど、「重曹」は悪臭が吸収され、匂いそのものが無くなってしまうのです。
悪臭を吸収しながら、水分も取り込むので、たんすやクローゼットの中、下駄箱に消臭剤として使えます。
⑤発泡・膨張作用
小麦粉でパンやケーキを作るときに、「重曹」が膨らませてくれます。
「重曹」の発泡作用でパイプの汚れ取りやタイルの目地などの汚れを浮き立たせる効果もあります。
とまぁ、まるで万能薬と言っても過言ではありませんね。
さてさて、今日の本題の「重曹での快適な入浴法」ですが、まず「重曹」はふくらし粉や胃薬などにも配合されている安全な物質ですので入浴剤として安心して使うことができるということを強調しておきます。
え~っと、まず「重曹」をひとつかみお風呂に入れます。
たったこれだけです。
「重曹」を入れたお風呂は塩素を中和し、血行を促進する働きがあるので、疲労回復、肩こり、冷え性、美肌などにも効果があるそうです。
また、エッセンシャルオイルなどで「重曹」に好きな香りをつけておけば、リラクゼーション効果も得られます。
「重曹」500gに対し、エッセンシャルオイルを5~10滴くらい入れるとよいようです。
お風呂1回あたりの使用量は25~30gで大丈夫です。
是非、お試しを~!
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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