2013年02月01日
「1万円入りま~す」って叫ぶ理由は?
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは「『1万円入りま~す』って叫ぶ理由は?」です。
ほらほらファーストフード店などで支払いする時に細かいのが無くて1万円札を出すと、店員さんが唐突に「1万円入りま~す!」と大きな声で言ってから精算をしてくれるってことがありますよね。

あれって何のためなんでしょ?
別にネコババするわけじゃないんだし、その掛け声とは別に客には「1万円お預かりします。」とも言ったりするし、ちゃんとレジで精算すれば閉店後に勘定した時にピタリと合うはずで、いちいち声に出さなくても結果は同じだと思うのですがねぇ~。
でも、「モノゴトにはなんでも理由というものがある。」 by 福沢諭吉 というわけで、その理由を調べてみました。
まず、その店員さん自身は当たり前ですが、自分自身がお客さんから1万円を現に受け取ったわけですから、自分のために言っているのではなくて、他の店員さんに向けて発信しているのだと想像できます。
駅近くや繁華街などにお店を多く構えている「ドトールコーヒー」では、5千円札と1万円札の時は「入ります」の声を出し、他の店員さんは「お願いします」の声を掛けるよう指導しているのだそうです。(返答は聞いたことないが)
んじゃ、これなんのためか?と訊くと、主に3つの意味がありますとのこと。1つ目は高額紙幣を受け取ったことを他の店員に伝えることで釣り銭の渡し間違いをより起きにくくする効果があり、2つ目はレジ係りが高額紙幣を着服するのを未然に防ぐという意味合いがあり、3つ目は客の釣り銭詐欺を防ぐ効果があるのだそうです。
ほっほーぅ!やっぱり、店員のネコババ防止という意味もあったんですねぇ。ちょっと驚きですが・・・
釣り銭詐欺防止とは意外な答えでしたが、実は意外と1000円札を出しておいて、後で「1万円札を出したじゃないか!」と難癖をつけて、釣り銭を詐取しようとする輩がけっこういるんですって。
どのお店でも高額紙幣の対策には苦労しているようで、ハンバーガーショップの「ウェンディーズ」では、1万円札を腰のポーチにしまって代わりに1000円札を出す「セルフ両替方式」ですし、同じくファーストフードの「ファーストキッチン」では、他の店員に実際に紙幣を見せて確認するなど、方法は様々です。
中でも厳しいのが牛丼一筋80年の「吉野家」です。
高額紙幣は店の奥の責任者に渡し、両替してもらうシステムになっています。
これは両替行為をすることで、より釣り銭の渡し間違いを防ぐ効果があり、また高額紙幣をレジに置かないことで強盗などの犯罪が起こった時に被害を最小限に抑えることができますとのこと。
では、「マクドナルド」ではどうしているでしょう?
皆さんも利用されたことがあると思いますが、ご記憶にありますか?
「マクドナルド」では、「高額紙幣は確認すること」とマニュアルにはありますが、特に「1万円入りま~す!」の掛け声は義務付けていないそうです。
意外と言えば、意外かな。
ところで、時々「1万円からお預かり致します。」という謎の言い回しをされるってことありませんか?
あれって、言われると「『から』ってなぁに?」と、なんだかモヤモヤ感がいつも残るんですが、なんとかならないものなんでしょうかねぇ。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは「『1万円入りま~す』って叫ぶ理由は?」です。
ほらほらファーストフード店などで支払いする時に細かいのが無くて1万円札を出すと、店員さんが唐突に「1万円入りま~す!」と大きな声で言ってから精算をしてくれるってことがありますよね。

あれって何のためなんでしょ?
別にネコババするわけじゃないんだし、その掛け声とは別に客には「1万円お預かりします。」とも言ったりするし、ちゃんとレジで精算すれば閉店後に勘定した時にピタリと合うはずで、いちいち声に出さなくても結果は同じだと思うのですがねぇ~。
でも、「モノゴトにはなんでも理由というものがある。」 by 福沢諭吉 というわけで、その理由を調べてみました。
まず、その店員さん自身は当たり前ですが、自分自身がお客さんから1万円を現に受け取ったわけですから、自分のために言っているのではなくて、他の店員さんに向けて発信しているのだと想像できます。
駅近くや繁華街などにお店を多く構えている「ドトールコーヒー」では、5千円札と1万円札の時は「入ります」の声を出し、他の店員さんは「お願いします」の声を掛けるよう指導しているのだそうです。(返答は聞いたことないが)
んじゃ、これなんのためか?と訊くと、主に3つの意味がありますとのこと。1つ目は高額紙幣を受け取ったことを他の店員に伝えることで釣り銭の渡し間違いをより起きにくくする効果があり、2つ目はレジ係りが高額紙幣を着服するのを未然に防ぐという意味合いがあり、3つ目は客の釣り銭詐欺を防ぐ効果があるのだそうです。
ほっほーぅ!やっぱり、店員のネコババ防止という意味もあったんですねぇ。ちょっと驚きですが・・・
釣り銭詐欺防止とは意外な答えでしたが、実は意外と1000円札を出しておいて、後で「1万円札を出したじゃないか!」と難癖をつけて、釣り銭を詐取しようとする輩がけっこういるんですって。
どのお店でも高額紙幣の対策には苦労しているようで、ハンバーガーショップの「ウェンディーズ」では、1万円札を腰のポーチにしまって代わりに1000円札を出す「セルフ両替方式」ですし、同じくファーストフードの「ファーストキッチン」では、他の店員に実際に紙幣を見せて確認するなど、方法は様々です。
中でも厳しいのが牛丼一筋80年の「吉野家」です。
高額紙幣は店の奥の責任者に渡し、両替してもらうシステムになっています。
これは両替行為をすることで、より釣り銭の渡し間違いを防ぐ効果があり、また高額紙幣をレジに置かないことで強盗などの犯罪が起こった時に被害を最小限に抑えることができますとのこと。
では、「マクドナルド」ではどうしているでしょう?
皆さんも利用されたことがあると思いますが、ご記憶にありますか?
「マクドナルド」では、「高額紙幣は確認すること」とマニュアルにはありますが、特に「1万円入りま~す!」の掛け声は義務付けていないそうです。
意外と言えば、意外かな。
ところで、時々「1万円からお預かり致します。」という謎の言い回しをされるってことありませんか?
あれって、言われると「『から』ってなぁに?」と、なんだかモヤモヤ感がいつも残るんですが、なんとかならないものなんでしょうかねぇ。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:50│Comments(2)
│sugar
この記事へのコメント
『から』ってなぁに?
わたしが好きな韓国のキレイなお姉さん方です・・・なんて(^^ゞ
『1万円から **円 お預かり致します。』って、
省略せずにちゃんと言えばいいのにね(^。^)
わたしが好きな韓国のキレイなお姉さん方です・・・なんて(^^ゞ
『1万円から **円 お預かり致します。』って、
省略せずにちゃんと言えばいいのにね(^。^)
Posted by 五朋建設総務部S
at 2013年02月02日 12:00

>総務部S様
ねー、そうですよね。
なんだか最近不思議な日本語を使う人が多いように思います。
困ったもんだ。
ねー、そうですよね。
なんだか最近不思議な日本語を使う人が多いように思います。
困ったもんだ。
Posted by sugar at 2013年02月04日 10:54