檜造りの菊池建設　スタッフブログ

こんにちは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ（？）である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今日のテーマは「トランプの絵札の人って？」です。



皆さんは最近では、いつトランプで遊びましたか？
もしかしたら、もう何年もトランプに触ったことがない・・・なんて人も多いのではないですか？
最近ではいろんなTVゲームや携帯でできるゲームなんかが氾濫してますからねぇ。



ところで、皆さん、既にお気づきのことかとは思うのですが、トランプの絵札つまりジャック、　　　クィーン、キングって、それぞれの顔というか描き方が違っているんですよね。

同じキングでもダイヤだけは真横を向いているし、ハートだけはひげが無いし・・・。
まぁ、モデルがいれば、別人なんだから当然といえば当然なんですけど、ずっと気になっていました。

で、調べてみました。



調べてみると、案の定、あの絵札１２枚にはそれぞれ実在の人物のモデルがいたことがわかりました。

それを一覧にしてみますと・・・

キング
　　　　　　　スペード　　 ・・・　ダビデ王　（伝説のソロモン王の父）
　　　　　　　クラブ　　　　・・・　アレキサンダー大王
　　　　　　　ハート　　　　・・・　カール大帝　（西ローマ帝国皇帝）
　　　　　　　ダイヤ　　　　・・・　ジュリアス・シーザー

クィーン
　　　　　　　スペード　　 ・・・　パラス　（ギリシャ神話の知恵と勇気の女神アテナ）
　　　　　　　クラブ　　　　・・・　アルジーヌ　（フランスの伝説の美女）
　　　　　　　ハート　　　　・・・　ジュディス　（ユダヤの女戦士、ルイ１世の妻の説も）
　　　　　　　ダイヤ　　　　・・・　ラケル　（旧約聖書に出て来るヤコブの妻）

ジャック
　　　　　　　スペード　　 ・・・　オジェ　（カール大帝に仕えた騎士、デンマークの英雄）
　　　　　　　クラブ　　　　・・・　ランスロット　（アーサー王の円卓の騎士長）
　　　　　　　ハート　　　　・・・　ライール　（シャルル７世の宮廷の従者）
　　　　　　　ダイヤ　　　　・・・　ヘクトル　（ギリシャ神話の戦士、カール大帝の臣下説も）


キングの名前を見るとすべて歴史上の有名人というか英雄ばかりですね。

なお、、シーザー（ダイヤのキング）が真横を向いているのは、最初にコインに描かれた肖像画が横向きだったから、という説と横にクレオパトラがいたから、など諸説あるといいます。やっぱり、綺麗な人には見とれちゃうんでしょうかねぇ。

また、カール大帝（ハートのキング）だけがヒゲがないのは、最初に版画を作った彫物師が誤ってヒゲを削ってしまったからと言われていますが、フランスのカードではちゃんとヒゲが描かれています。

ちなみに、「トランプ」というのは本来「切り札」という意味で、英語では「トランプ」のことを「プレイングカーズ」と呼びます。
だから、アメリカ人に「トランプで遊ぼう！」と言っても意味が通じないのでご注意を！




（以上、 sugar こと　相川正也　でした。）
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