檜造りの菊池建設　スタッフブログ

こんばんは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ（？）である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今日のテーマは「役所が２４時間サービスをやっているって本当？」です。



皆さん、お役所ってたいてい朝は8時半からやっていますが、たいていは夕方5時には終わってしまいますよね。
平日にお休みを取れない方は、なかなか行ける時間帯ではないのでもう少し遅い時間まで　　やっていてくれたら・・・と思った方も多いはず。

ところが、そんなお役所でも２４時間サービスをやっているということをご存知でしたか？

もちろんすべてのサービスを、というわけではなくごく限られたサービスなのですが。

例えば、「婚姻届の受付」がそうです。
婚姻届は早朝でも深夜でも夜間窓口で受け付けてくれるのです。



お役所の２４時間サービスというのは珍しいですが、そもそも何故婚姻届は２４時間受付なのでしょうか。

唐突ですが、死亡者の配偶者は遺産の少なくとも半分を相続できます。
しかし、生前に婚姻届を出していなければ配偶者にはなれません。
ところがどっこい、２４時間受付になっているので、いつでも相続の権利が得られるようになっているのです。

相続に関しては、死亡が先か婚姻届が先かで事情が全く違ってきます。
「婚姻は届けがあって初めて成立するので、２４時間受付にしないと、死亡と婚姻届の前後関係が相続争いの原因になりかねない。」というのが婚姻届を２４時間受け付けている法務省側の見解なんだそうです。

死にかけの資産家の多額の資産を狙うのであれば、深夜でも早朝でもとにかく亡くなる前に婚姻届を出すことが必要なようですなぁ(笑)




（以上、 sugar こと　相川正也　でした。）
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