2012年10月30日
電車に書かれた記号って・・・
こんばんは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは「電車に書かれた記号の意味って?」です。
いろいろな分野でマニアと呼ばれる人たちがいる昨今ですが、その中でも「鉄道マニア」という ジャンルは層が厚いようです。
乗り鉄、撮り鉄、編成鉄、音鉄、集鉄、駅鉄、と来て、レール鉄なんていう人たちもいます。
ちなみに「レール鉄」とは、線路に使われているレールがいつどこで作られたかを調べるのが好き!という生粋のマニアさんたちなのです。
その中で、「車両鉄」という人たちもいます。
これは、車両を見たり、その車両について調べることが好き!という人たちなのですが、よく電車の車両の側面に書かれた「クハ111」などの記号から種別などを識別しているんだそうです。
僕は特に鉄道マニアではないのですが、この「クハ111」のような記号は以前から気になっていたのです。
で、調べてみました。

JRによると基本的に「カタカナ記号プラス3桁の数字」で車両の形式を表しているのだそうです。
最初のカタカナは、運転席やモーターの有無を表す記号です。
① 「ク」 ・・・ 運転席がある車両(制御車)
② 「モ」 ・・・ モーターが付いている車両(中間電動車)
③ 「クモ」 ・・・ 運転台もモーターも付いている車両(制御電動車)
④ 「サ」 ・・・ 運転台もモーターもない車両(付随車)
次のカタカナが車両設備を表していて・・・
⑤ 「ロ」 ・・・ グリーン車
⑥ 「ハ」 ・・・ 普通車
⑦ 「ネ」 ・・・ 寝台車
⑧ 「シ」 ・・・ 食堂車
⑨ 「ユ」 ・・・ 郵便車
⑩ 「ニ」 ・・・ 荷物車
・・・なのです。
⑨と⑩はなんとなくわかるのですが、寝台車が「ネ」というのは「寝」るところだからなんでしょうかねぇ(笑)
さて、続く3桁の数字は、百の位が電気方式を表しています。
⑪ 「1~3」 ・・・ 直流電車
⑫ 「4~6」 ・・・ 直交流
⑬ 「7~8」 ・・・ 交流 です。
十の位は電車の使用用途を示します。
⑭ 「0」 ・・・ 通勤型
⑮ 「1~2」 ・・・ 近郊型
⑯ 「5~7」 ・・・ 急行
⑰ 「8」 ・・・ 特急
⑱ 「9」 ・・・ 試作車 とのこと。
そして、一の位は製造された順番を示しています。
例えば、「231」とあれば、「23」という系列の最初の型ということなんです。
数字が大きいほど最新の設計だというわけなのです。
さらに、ハイフンが付いて各車両の固有番号が続きます。
最近のJR東日本の電車は、「クハE455」などのように、記号の後に「E」が付いていることがありますが、これは「East」の頭文字です。
つまり、「これはJR東日本の車両ですよ」とわかるようになっているのです。
これだけ覚えていれば、お子さんに尋ねられても、サラリと答えてかっこいいところを見せられますね(笑)
あ、ちなみに、新幹線は数字だけで表しています。
最初の数字が「1」なら100系、「2」なら200系という具合です。
最近話題の700系なら「7」なんですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日のテーマは「電車に書かれた記号の意味って?」です。
いろいろな分野でマニアと呼ばれる人たちがいる昨今ですが、その中でも「鉄道マニア」という ジャンルは層が厚いようです。
乗り鉄、撮り鉄、編成鉄、音鉄、集鉄、駅鉄、と来て、レール鉄なんていう人たちもいます。
ちなみに「レール鉄」とは、線路に使われているレールがいつどこで作られたかを調べるのが好き!という生粋のマニアさんたちなのです。
その中で、「車両鉄」という人たちもいます。
これは、車両を見たり、その車両について調べることが好き!という人たちなのですが、よく電車の車両の側面に書かれた「クハ111」などの記号から種別などを識別しているんだそうです。
僕は特に鉄道マニアではないのですが、この「クハ111」のような記号は以前から気になっていたのです。
で、調べてみました。

JRによると基本的に「カタカナ記号プラス3桁の数字」で車両の形式を表しているのだそうです。
最初のカタカナは、運転席やモーターの有無を表す記号です。
① 「ク」 ・・・ 運転席がある車両(制御車)
② 「モ」 ・・・ モーターが付いている車両(中間電動車)
③ 「クモ」 ・・・ 運転台もモーターも付いている車両(制御電動車)
④ 「サ」 ・・・ 運転台もモーターもない車両(付随車)
次のカタカナが車両設備を表していて・・・
⑤ 「ロ」 ・・・ グリーン車
⑥ 「ハ」 ・・・ 普通車
⑦ 「ネ」 ・・・ 寝台車
⑧ 「シ」 ・・・ 食堂車
⑨ 「ユ」 ・・・ 郵便車
⑩ 「ニ」 ・・・ 荷物車
・・・なのです。
⑨と⑩はなんとなくわかるのですが、寝台車が「ネ」というのは「寝」るところだからなんでしょうかねぇ(笑)
さて、続く3桁の数字は、百の位が電気方式を表しています。
⑪ 「1~3」 ・・・ 直流電車
⑫ 「4~6」 ・・・ 直交流
⑬ 「7~8」 ・・・ 交流 です。
十の位は電車の使用用途を示します。
⑭ 「0」 ・・・ 通勤型
⑮ 「1~2」 ・・・ 近郊型
⑯ 「5~7」 ・・・ 急行
⑰ 「8」 ・・・ 特急
⑱ 「9」 ・・・ 試作車 とのこと。
そして、一の位は製造された順番を示しています。
例えば、「231」とあれば、「23」という系列の最初の型ということなんです。
数字が大きいほど最新の設計だというわけなのです。
さらに、ハイフンが付いて各車両の固有番号が続きます。
最近のJR東日本の電車は、「クハE455」などのように、記号の後に「E」が付いていることがありますが、これは「East」の頭文字です。
つまり、「これはJR東日本の車両ですよ」とわかるようになっているのです。
これだけ覚えていれば、お子さんに尋ねられても、サラリと答えてかっこいいところを見せられますね(笑)
あ、ちなみに、新幹線は数字だけで表しています。
最初の数字が「1」なら100系、「2」なら200系という具合です。
最近話題の700系なら「7」なんですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 22:30│Comments(0)
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