2012年10月28日

なぜシャチハタはNGなのか?

こんばんは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今日のテーマは「なぜシャチハタはNGなのか?」です。


なぜシャチハタはNGなのか?
 < 口紅ではありません >




銀行の口座開設や役所の届け出の際、印鑑は「シャチハタ印は不可」ということが多いですよね。

あれ、なんでなんでしょう?

ずっと気になっていたので調べてみました。

「印字面がゴムなので、何度も押すとことで摩耗したり潰れたりして印影が崩れる恐れがあるからです。さらに、インク式なので濃淡が一定じゃないという要素もあり、シャチハタなどの印は受け付けていません。」というのはみずほ銀行。

「そもそも印字面が変形しやすいゴム印は、印鑑という認識を持っていません。印鑑登録はできませんし、各種届け出などでも印鑑としては有効ではありません。」というのは東京のとある区役所の弁。

なんですって!?
印鑑じゃない?

そんなことを言われたら、言われた方のシャチハタはきっと怒っているだろうと思っていたら・・・
「実は私どもも公文書などで使う印鑑として作っている認識はありません。」とのたまったのはシャチハタの広報部。
「公文書などで使う印鑑はやはり変形や印影の崩れが問題となるので、あくまでも社内用の書類などで使う事務印のカテゴリーで販売しています。」とのこと。

でもね。
でもですよ。

実は、以前は印影も時間が経つと変色したりしたが、今では技術革新によって優に10年以上も同じ状態を保てるようになっているのです。
だから、『印鑑』として認めてくれても良さそうなものだが、それでもゴム印である以上、公文書用としての条件をクリアするのは不可能なんですって。

あー、なんだか理不尽な感じ。
朱肉を持ち歩くのはヤなんですよねー。
認めてくれたらいいのに!


なぜシャチハタはNGなのか?
 < 実は字体もいろいろ作れます >




あ、それから今まで「シャチハタ」と記述して来ましたが、「シヤチハタ」(ヤは大文字)が正式な社名なんだそうです。
で、俗に「シャチハタ」と呼ばれているハンコ自体の商品名は「Xスタンパー」と言うんですって!(認印用のは「ネーム9」という)


全然知らなかったでしょ?
僕もですけど(笑)



(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.



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