2012年09月14日
化粧品売り場の謎
こんにちは。 菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「化粧品売り場の謎」です。

あなたはこんなことを考えたことはないですか?
何故、デパートの多くは1階に化粧品売り場を配置しているところが多いのか?と。
せっかく一番目立つところなのだから、各社独自の色を出せばよいのに・・・です。
何故かほとんどは化粧品売り場があるのです。
一様に化粧品売り場を1階に置いてあるのは何故なのか?
物事にはたいていの場合、ちゃんとした理由があるものです。
これにもきっと理由があるに違いない!
ということで、調べてみました。

理由① はっきりしたことはわかりませんが、歴史的な背景として、アメリカの百貨店でも1階に化粧品売り場がありました。
女性のお客様の購買頻度が高い商品ですからでしょうかね。(西武百貨店)
理由② 昔からの慣例だと思いますが、需要が多いので、買いやすい1階に配置することが多いのだと思います。(松屋銀座)
理由③ 主に3つの理由があります。まず、1階は外から見えるので、婦人服のように試着の必要のあるものは置きにくいということ。
2つ目として、化粧品は香りがキツイので、風通しの良い1階が望ましいということ。
3つ目としては、化粧品は各社のブースが華やかなので、百貨店の顔としてふさわしいということです。(伊勢丹)
ふむふむ。
どれも納得できそうな理由ですが、なーーんかスッキリしませんねぇ。
もっと、ビシッとした理由があるはずなんだけど・・・

そうしたら、知り合いの某百貨店の秘書課の社員さんがそっと耳打ちしてくれました。
「化粧品ほど、利益率の高い商品はなかなかないんです。小さい割に高価で、単価は高くて儲けが多い。
そのうえ、消耗品だから手元に無くなれば必ず買いに来てくれるものなんです。
つまり、常に一定量は売れる、(売り上げを)計算のできる商品なんです。
それに商品自体が小ぶりですから、一店舗当たりの売り場面積も少しで済みます。
だから、限られた面積の中で多くのお店を出せるわけです。
その上、売り場の店員さんは実は百貨店の社員ではなく、各化粧品会社の美容部員さんだから百貨店側の人件費もかかりません。
何かのついでにフラッと立ち寄ってくれて買ってもらえるように、一番目につく1階エスカレーター付近には化粧品売り場が多くあるというわけなんですよ。」
なるほど!これなら納得が行きましたっ!
できるだけ家内と繁華街に出かけた時は、デパートには「フラッと立ち寄って」買わされないようにしよっと!(笑)
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「化粧品売り場の謎」です。
あなたはこんなことを考えたことはないですか?
何故、デパートの多くは1階に化粧品売り場を配置しているところが多いのか?と。
せっかく一番目立つところなのだから、各社独自の色を出せばよいのに・・・です。
何故かほとんどは化粧品売り場があるのです。
一様に化粧品売り場を1階に置いてあるのは何故なのか?
物事にはたいていの場合、ちゃんとした理由があるものです。
これにもきっと理由があるに違いない!
ということで、調べてみました。

理由① はっきりしたことはわかりませんが、歴史的な背景として、アメリカの百貨店でも1階に化粧品売り場がありました。
女性のお客様の購買頻度が高い商品ですからでしょうかね。(西武百貨店)
理由② 昔からの慣例だと思いますが、需要が多いので、買いやすい1階に配置することが多いのだと思います。(松屋銀座)
理由③ 主に3つの理由があります。まず、1階は外から見えるので、婦人服のように試着の必要のあるものは置きにくいということ。
2つ目として、化粧品は香りがキツイので、風通しの良い1階が望ましいということ。
3つ目としては、化粧品は各社のブースが華やかなので、百貨店の顔としてふさわしいということです。(伊勢丹)
ふむふむ。
どれも納得できそうな理由ですが、なーーんかスッキリしませんねぇ。
もっと、ビシッとした理由があるはずなんだけど・・・

そうしたら、知り合いの某百貨店の秘書課の社員さんがそっと耳打ちしてくれました。
「化粧品ほど、利益率の高い商品はなかなかないんです。小さい割に高価で、単価は高くて儲けが多い。
そのうえ、消耗品だから手元に無くなれば必ず買いに来てくれるものなんです。
つまり、常に一定量は売れる、(売り上げを)計算のできる商品なんです。
それに商品自体が小ぶりですから、一店舗当たりの売り場面積も少しで済みます。
だから、限られた面積の中で多くのお店を出せるわけです。
その上、売り場の店員さんは実は百貨店の社員ではなく、各化粧品会社の美容部員さんだから百貨店側の人件費もかかりません。
何かのついでにフラッと立ち寄ってくれて買ってもらえるように、一番目につく1階エスカレーター付近には化粧品売り場が多くあるというわけなんですよ。」
なるほど!これなら納得が行きましたっ!
できるだけ家内と繁華街に出かけた時は、デパートには「フラッと立ち寄って」買わされないようにしよっと!(笑)
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 16:03│Comments(0)
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