2012年09月03日
氷のはなし
こんにちは。 菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
先日、日頃私たちの会社の建物を実際に造ってくれている、大工さんや基礎業者さんなどの 職人さんに感謝の意を表そうと、夏祭りを兼ねて感謝祭を開催しました。
その時に、飲み物を冷やしたり、かき氷を作ったりと大活躍したアイテムが「氷」でした。
さて、その氷ですが、今回は大量に使うこともあり、氷屋さんで購入して来たのですが、「この氷屋さんで作る氷と家庭用の冷蔵庫の冷凍庫や製氷機で作る氷とは味も持ち時間も違う!」という話しを耳にしましたので、さっそく調べてみました。

氷屋さんで訊いてみると、「まずは製氷の温度が違います。」とのこと。
「冷凍庫や製氷機ではマイナス15℃~20℃という低温で1時間~2時間という短時間で作ります。ただ、この方法だと表面に白い部分ができます。ここに不純物が集まり、溶けやすいのです。
これに対して、氷屋の氷はなんと72時間もかけて氷を作ります。原料は水道水なので同じですが、まずはフィルターを通して不純物を取り除き、さらに『活性炭ろ過器』にかけて細かな不純物まで取り除きます。その水を缶に入れてかき混ぜ、空気を入れながら長い時間をかけてゆっくりと凍らせるのです。
カルキや塩素が取り除かれていますし、最も美味しくて良い氷ができるマイナス10℃くらいの比較的高温(家庭用の冷蔵庫の冷凍庫と比べると)で、じっくり時間をかけて凍らせて行くので、 硬くて溶けにくい氷ができるのです。」とのことでした。
1貫目(約3.75kg)で450円もする(お店によって価格は多少、異なるかもしれません)ので、「けっこう高いなぁ」と思っていましたが、こうしてお話しを聞くと、こんなに手間をかけて、物流費や人件費などを考慮すると、決して高くない値段なのだなぁ・・・と、妙に納得した次第です。
やっぱり、ウィスキーのオン・ザ・ロックには氷屋さんの氷の方がよいようですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
先日、日頃私たちの会社の建物を実際に造ってくれている、大工さんや基礎業者さんなどの 職人さんに感謝の意を表そうと、夏祭りを兼ねて感謝祭を開催しました。
その時に、飲み物を冷やしたり、かき氷を作ったりと大活躍したアイテムが「氷」でした。
さて、その氷ですが、今回は大量に使うこともあり、氷屋さんで購入して来たのですが、「この氷屋さんで作る氷と家庭用の冷蔵庫の冷凍庫や製氷機で作る氷とは味も持ち時間も違う!」という話しを耳にしましたので、さっそく調べてみました。

氷屋さんで訊いてみると、「まずは製氷の温度が違います。」とのこと。
「冷凍庫や製氷機ではマイナス15℃~20℃という低温で1時間~2時間という短時間で作ります。ただ、この方法だと表面に白い部分ができます。ここに不純物が集まり、溶けやすいのです。
これに対して、氷屋の氷はなんと72時間もかけて氷を作ります。原料は水道水なので同じですが、まずはフィルターを通して不純物を取り除き、さらに『活性炭ろ過器』にかけて細かな不純物まで取り除きます。その水を缶に入れてかき混ぜ、空気を入れながら長い時間をかけてゆっくりと凍らせるのです。
カルキや塩素が取り除かれていますし、最も美味しくて良い氷ができるマイナス10℃くらいの比較的高温(家庭用の冷蔵庫の冷凍庫と比べると)で、じっくり時間をかけて凍らせて行くので、 硬くて溶けにくい氷ができるのです。」とのことでした。
1貫目(約3.75kg)で450円もする(お店によって価格は多少、異なるかもしれません)ので、「けっこう高いなぁ」と思っていましたが、こうしてお話しを聞くと、こんなに手間をかけて、物流費や人件費などを考慮すると、決して高くない値段なのだなぁ・・・と、妙に納得した次第です。
やっぱり、ウィスキーのオン・ザ・ロックには氷屋さんの氷の方がよいようですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:50│Comments(0)
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