2012年09月01日

@ のはなし

こんにちは。 菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今や連絡伝達手段として、電話やFAXと並んでメールは必需アイテムですよね。
このメールをやり取りするときに必要なのが、メールアドレスです。

このメールアドレスには途中に「@(アットマーク)」が必ず付いていますね。
さて、この「@」とはいったい何なのでしょう?その語源はどのようなものなのでしょう?

@ のはなし

人によっては、英語で場所を表す「 at 」だと言う人もいるのですが、果たして本当なのでしょうか?
で、調べてみました。

実は驚いたことに、「@」には隠れた意味があったのです。
『英語の語源のはなし』(研究社)の著者である英語史研究家の佐久間 治氏によると、@は  本来は「単価」を表す商業用語なのだそうです。
用途が似ているということで、メールアドレス考案者が、「たまたま」付けただけのものらしいのです。

「at マークと呼ばれていますが、「@」自体にはat をデザインしたものであはありません。
これは古代ローマ・ギリシャの壺を表す「amphora」の頭文字です。500年前からフィレンツェの商人の間で、この@が<壺単位で>という意味で使われていました。」

つまり、「@」は、場所を表す「 at 」ではないのです。
「それが近ごろでは、あたかも場所を表す記号であるかのように使われ、中には『これはアルファベットのAだ』なんて言う人まで出て来た。誤った考えであり、間違った用法ですね。」と佐久間氏は嘆いています。

時代が変われば、意味合いも変わる・・・ということなのでしょうか。



(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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