2012年08月17日

お盆

こんにちは。 菊池建設の sugar です。


日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日は昨日で終わった「お盆」について、お話しします。


毎年この季節になるとやって来る「お盆」ですが、そもそも「お盆」ってなんでしょう?

「お盆」とは、先祖や亡くなった人たちの霊を祀る行事やまたはその期間のことを指します。旧暦の7月15日前後で行われることが多いです。つまり現在では、8月13日~16日までの4日間が一般的です。(地方によっては7月盆を行うところもある。)

元々「お盆」とは、正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、成仏してくれるようにと、子孫が、報恩や追善の供養をすることまたはその期間のことです。
一般的には13日の夕方に迎え火を焚き、先祖の霊を迎え、期間中には僧侶を招きお経や飲食の供養をし、16日の夕方、送り火を焚き、御先祖さまに帰ってもらうのです。

この「お盆」の時によくナスとキュウリに楊枝を4ほんずつ脚に見立てて刺したものを飾るしきたりがありますが、これらを総称して「精霊馬(しょうりょううま)」と言います。

お盆
 < 精霊馬 >

キュウリは馬に、ナスは牛になぞらえています。
これは、お盆の時に、少しでも早く迎えられるように(ご先祖様、馬に乗って来るかのように早く来てください!)との願いを表現し、帰るときは牛に乗って帰るかのようにのんびりとお帰りください・・・つまり、こちらでのんびりしていってくださいね、との気持ちが込められているのです。

そもそもこの「お盆」の行事はお釈迦様の弟子の一人、「目連尊者(もくれんそんじゃ)」が 母を救う話に由来していると言われています。
目連尊者はある時、神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知ります。
そこで、どうしたら母親を救えるのか、お釈迦様に相談したところ、「夏の修行が終った7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば、母を救うことが出来るであろう!」と言われました。
そこで、目連尊者がお釈迦様の教えのままにしたところ、その功徳によって母親は極楽往生がとげられたと伝えられています。
それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となったわけです。




今年のお盆はちゃんとご先祖様に感謝をし、ご供養されましたか?



私は少し足りなかったかなぁ・・・。
反省を込めて・・・。


(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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タグ :お盆供養

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