2012年05月12日

日常の世迷言 ~錯視

こんにちは。 菊池建設の sugar です。


日ごろから気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)「日常の世迷言」ですが、今日は「目の錯覚」についてお話しします。


どなたでも一度や二度はどこかで目にしたことのある「目の錯覚(錯視)」を起こさせる図形ですが、これらを少しご紹介したいと思います。




では、まず手始めにもっともポピュラーな錯視図形から。

1, ミュラー・リヤー錯視

日常の世迷言 ~錯視


見ての通り、同じ長さの線分の両端に矢羽を付けた場合、内向きに付けると線分は短く見え(上図)、外向きに付けると線分は長く見える(下図)。錯視量が非常に多い大きさの錯視の一つです。


2, エビングハウス錯視

日常の世迷言 ~錯視

同じ大きさの円でも、小さい円に囲まれると大きく見え(左)、大きい円に囲まれると小さく見えるという錯視です。


3, ポンゾ錯視

日常の世迷言 ~錯視


2つの線は同じ長さであるが、頂点に近い方が長く見えるという錯視です。

4, ポッゲンドルフ錯視

日常の世迷言 ~錯視

斜線を描き、その間の形跡を別の図形で隠すと、その直線の始まりと終わりがずれて見える錯視で、よく知られる錯視です。
図ではAとつながっているのは、一見それらしく見えるBではなく、Cが正しいという錯視です。


5, ツェルナー錯視

日常の世迷言 ~錯視

物理的には平行の水平線が交互に傾いて見えるという錯視です。
短い斜線と成す角を鋭角過大視する方向に起こる角度錯視で、直線が傾いて見えますね。



というわけで、5つ代表的なモノをご紹介しました。

どれも「アレェ~??」という感じで、面白いですよね。




モノゴトというものは、よく「百聞は一見に如かず」と言います。

聞くよりまず自分の目でよく見て確かめよ!という戒めで、これはこれでごもっとも!なのですが、どうやら人間の目というのは思っていたよりその信頼性は怪しいようで・・・・・(笑)





(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.



同じカテゴリー(sugar)の記事画像
なぜ心地よいのか?
珍しいお酒
心地よくなりたい?
容疑者と被疑者
7と8
奇跡の数字
同じカテゴリー(sugar)の記事
 なぜ心地よいのか? (2015-06-03 11:00)
 珍しいお酒 (2015-06-01 21:10)
 心地よくなりたい? (2015-05-26 23:20)
 容疑者と被疑者 (2015-05-19 22:42)
 7と8 (2015-05-10 11:00)
 奇跡の数字 (2015-04-30 18:07)

Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 14:48│Comments(2)sugar
この記事へのコメント
こんばんは
「錯視図形」おもしろかったです。

確かに目に見えることだけを信じて行動すると
失敗してしまうことも多々ありますよね~(*_*;
Posted by 五朋建設総務部S五朋建設総務部S at 2012年05月12日 19:19
面白いですね!
3、4番は知らなかったです!頭が体操にもなるんでしょうかね?
PCばかり見てて眼が疲れると脳のだるい感じになりますよね。
気分転換できました!ありがとうございます!
Posted by  ♪ 音楽小僧 ♫ ♪ 音楽小僧 ♫ at 2012年05月13日 11:55
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
日常の世迷言 ~錯視
    コメント(2)