2012年04月16日
瓦のはなし ③
こんにちは。 菊池建設の sugar です。
前回に引き続き、瓦のはなしをしてみたいと思います。
前回は瓦の性能について3つご披露しましたが、その続きをお話しします。

< 和 瓦 >
④ 耐火性能
真夏の高温、真冬の寒気にさらされる屋根材には、屋内と屋外の温度をさえぎる遮断性能が必要です。
熱容量の大きい瓦屋根は、居住空間の快適性を確保する優れた遮断性能をもっています。
また、瓦屋根は瓦どうしの葺き合わせ部分に自然な通気性があり屋根裏の適度な換気を促します。
屋根下地の断熱材施工は、室内の熱損失を低減し四季を通じて快適な住まいの環境を守ります。
⑤ 耐震性能
耐震対策は、 【1】屋根材と建物との強固な結合、【2】建物の耐震性・・・この2つが重要なテーマとなります。
現在、瓦はほとんどが「引掛け桟瓦葺き工法」です。瓦自体の軽量化・総重量の軽減を図るとともに緊結材で桟木に固定されるため、地震による落下被害が大きく低減します。
耐震設計と併せて瓦屋根の耐震性は実物大モデルで実証されています。
⑥ 耐久性能
屋根は一年中、風雨や寒暖の差にさらされるなど、過酷な条件にあります。
住まいの耐久性を考える場合、建物自体の構造強度と屋根材の耐久性は慎重に検討すべき課題です。
高温焼成される硬い陶器質の「瓦」は耐久性においても、万全の信頼性があるといえます。
やはり、瓦は屋根材としては優等生のようです。
次回は、この続きの完結編をまたUPしますね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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前回に引き続き、瓦のはなしをしてみたいと思います。
前回は瓦の性能について3つご披露しましたが、その続きをお話しします。

< 和 瓦 >
④ 耐火性能
真夏の高温、真冬の寒気にさらされる屋根材には、屋内と屋外の温度をさえぎる遮断性能が必要です。
熱容量の大きい瓦屋根は、居住空間の快適性を確保する優れた遮断性能をもっています。
また、瓦屋根は瓦どうしの葺き合わせ部分に自然な通気性があり屋根裏の適度な換気を促します。
屋根下地の断熱材施工は、室内の熱損失を低減し四季を通じて快適な住まいの環境を守ります。
⑤ 耐震性能
耐震対策は、 【1】屋根材と建物との強固な結合、【2】建物の耐震性・・・この2つが重要なテーマとなります。
現在、瓦はほとんどが「引掛け桟瓦葺き工法」です。瓦自体の軽量化・総重量の軽減を図るとともに緊結材で桟木に固定されるため、地震による落下被害が大きく低減します。
耐震設計と併せて瓦屋根の耐震性は実物大モデルで実証されています。
⑥ 耐久性能
屋根は一年中、風雨や寒暖の差にさらされるなど、過酷な条件にあります。
住まいの耐久性を考える場合、建物自体の構造強度と屋根材の耐久性は慎重に検討すべき課題です。
高温焼成される硬い陶器質の「瓦」は耐久性においても、万全の信頼性があるといえます。
やはり、瓦は屋根材としては優等生のようです。
次回は、この続きの完結編をまたUPしますね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:36│Comments(0)
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