2011年09月05日

建築用語に関わる「ことわざ」 その3

こんにちは!菊池建設の sugar こと、相川正也です。

先日に引き続き、建築用語に関連したことわざを紹介してみたいと思います。

・ 新しい畳でも叩けばごみが出る
建築用語に関わる「ことわざ」 その3
無理に人の欠点やあら捜しをするものではないというたとえです。
どんなに立派なものであっても、どこかに多少の手落ちや欠陥はあるものだという意味合い  からからできたことわざです。

なんとも人間くさいことわざですね。
確かに世の中にはそうは完璧なモノなんてないですもんね。


・ 糠に釘
建築用語に関わる「ことわざ」 その3
以前、「豆腐にかすがい」ということわざをご紹介しましたが、それと似たことわざで、糠のようなやわらかいものに釘を打っても効き目がないことから、手応えのないこと、効き目の無いことをいいます。
「暖簾(のれん)に腕押し」も同義ですね。


・ 家に無くてならぬものは上がり框と女房
建築用語に関わる「ことわざ」 その3
家には必ず「上がり框」があるように、家庭には主婦が必要不可欠であるということわざです。
「上がり框」というのは、家の玄関の靴を脱いで上がる時の、その上がり口の床に渡した横木のことです。

このことわざは、家に入る時に靴を脱ぐという文化がある日本ならではのものです。
家には「上り框」以外にも無くてはならないものが家を支える土台や柱や梁を始めたくさんあると思うのですが、何故かことわざでは奥方と同じくらい大切なものとして伝えられているのは、この「上り框」です。
不思議ですよね。
もしかしたら、「上り框」の材の良し悪しでその家の格が判るとも言われてますから、そこから来たのかもしれません。

と思って、もう少し調べてみたら・・・
・ 家に女房無きは火の無き炉の如し
・ 家に女房無き梁の無きと同じ
という同義語のことわざを見つけました。



どちらにしても奥方は大事にしなければならないようで・・・(笑)


それではまた。



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