2015年03月10日
本当にイイ家とは・・・
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「本当にイイ家とは・・・」についてです。
私のように長年住宅に関わる仕事を続けていますと、ふと「本当にイイ家とはどんな家か?」ということを改めて考えることがあります。
もちろん見てくれ(外観)や意匠(デザイン)、仕様(床の素材など)や間取りの使いやすさ、住宅設備(キッチンや浴室など)のグレード)なども大切な要素です。
しかし、もっと大切なコトがあるのではないか?と考えるのです。
そもそも「家」とはなんなのか?
この当たり前過ぎる命題を思考する時、その答えは意外と難しいものだと思うのです。
「家」というものを考えるとき、あまりにもいろいろな切り口があるからです。
ただ、「家」とうものは、そこに住む方が毎日の生活を送る、まさに暮らしの場であることは誰もが認めるところでしょう。
だとすると、平穏無事が最良なわけでそれを脅かすものが脅威となります。
例えば地震。そして火事。
これらの災害から家族の命を守ってくれる「城」または「シェルター」としての機能は「家」に求められるわけです。
ですから、そういった災害に強いコトというのは「家」にとって、より大切な事柄であると考えます。
もう一つ、長くこの仕事を続けて来て、つくづく「家」にとって大切だ思うことは「経年変化への対応力」というコトです。
「家」というものは、そこに何十年と永く住まうわけですから、経年変化つまり時間の経過と共に劣化してくるのは「家」といえど止められません。
しかし、このような傷みや修繕が少しでも少なくて済むコトも大切な要素であると思うのです。

家の修繕が頻繁に必要な「家」はとても厄介なものです。
その都度、煩わしい思いも強いられますし、なによりも費用がかさみます。
それがしょっちゅう起こるとなれば、費用も膨大となり、ノイローゼにもなり兼ねません。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」という名言がありますが、まさに「健全な精神は健全な家に宿る」と言い換えてもいいくらいです。
この「経年変化に強い家」。言い換えれば「修繕ができる限り少なくて済む家」が私はイイ家の必須項目であると申し上げたいのです。
このような観点から、私ども菊池建設の初代社長の菊池安治は「いい材料で、いい職人で、いい仕事で、しかも適正価格で家を提供するんだ。」「出来うる限り『修繕』の要らない家を造るぞ!」と我々社員にずっと言い聞かせていました。
その精神は今でも我社には根強く残っていて、まさにそれが「菊池の家」であると自負しております。
一例を挙げると、家の骨格に当たる「構造」(いわゆる骨組み部分)は、梁以外は基本的に全て地元材である「静岡県産材」の「檜(ひのき)」の無垢材を使用しており、このことによりこの構造部分は最低でも70年以上持つ性能を有しているということです。
それは、造っている私どもが勝手に言っているのではなく、国が定めている「住宅性能表示制度」に照らして、そのような等級であるとされているのです。
そういう長く持つ構造で建てているからこそ、傷みが出て来るとしてもゆるやかに時間をかけながら・・・なのです。
当然、構造が20年しか持たない家では、傷みももっと早く、しかもあちこちに出て来ることでしょう。
それではイイ家とは言えないと思うのです。

先のことを考えなければ、安い家はいくらでもできます。
素材は劣悪なモノを使えば材料費は極力抑えられるし、職人さんの手間代を叩けばその分安くもなりましょう。
しかし、「イイ家というものはそのような考えでは決して出来ない!」ということをお施主様にも是非ご理解いただきたいと思います。
住んでからの煩わしさが無い、安心して毎日を送れる、という幸せをきっとお届けできると断言いたします。
そのような「家」をお考えの方は、是非弊社スタッフにお声がけください。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「本当にイイ家とは・・・」についてです。
私のように長年住宅に関わる仕事を続けていますと、ふと「本当にイイ家とはどんな家か?」ということを改めて考えることがあります。
もちろん見てくれ(外観)や意匠(デザイン)、仕様(床の素材など)や間取りの使いやすさ、住宅設備(キッチンや浴室など)のグレード)なども大切な要素です。
しかし、もっと大切なコトがあるのではないか?と考えるのです。
そもそも「家」とはなんなのか?
この当たり前過ぎる命題を思考する時、その答えは意外と難しいものだと思うのです。
「家」というものを考えるとき、あまりにもいろいろな切り口があるからです。
ただ、「家」とうものは、そこに住む方が毎日の生活を送る、まさに暮らしの場であることは誰もが認めるところでしょう。
だとすると、平穏無事が最良なわけでそれを脅かすものが脅威となります。
例えば地震。そして火事。
これらの災害から家族の命を守ってくれる「城」または「シェルター」としての機能は「家」に求められるわけです。
ですから、そういった災害に強いコトというのは「家」にとって、より大切な事柄であると考えます。
もう一つ、長くこの仕事を続けて来て、つくづく「家」にとって大切だ思うことは「経年変化への対応力」というコトです。
「家」というものは、そこに何十年と永く住まうわけですから、経年変化つまり時間の経過と共に劣化してくるのは「家」といえど止められません。
しかし、このような傷みや修繕が少しでも少なくて済むコトも大切な要素であると思うのです。

家の修繕が頻繁に必要な「家」はとても厄介なものです。
その都度、煩わしい思いも強いられますし、なによりも費用がかさみます。
それがしょっちゅう起こるとなれば、費用も膨大となり、ノイローゼにもなり兼ねません。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」という名言がありますが、まさに「健全な精神は健全な家に宿る」と言い換えてもいいくらいです。
この「経年変化に強い家」。言い換えれば「修繕ができる限り少なくて済む家」が私はイイ家の必須項目であると申し上げたいのです。
このような観点から、私ども菊池建設の初代社長の菊池安治は「いい材料で、いい職人で、いい仕事で、しかも適正価格で家を提供するんだ。」「出来うる限り『修繕』の要らない家を造るぞ!」と我々社員にずっと言い聞かせていました。
その精神は今でも我社には根強く残っていて、まさにそれが「菊池の家」であると自負しております。
一例を挙げると、家の骨格に当たる「構造」(いわゆる骨組み部分)は、梁以外は基本的に全て地元材である「静岡県産材」の「檜(ひのき)」の無垢材を使用しており、このことによりこの構造部分は最低でも70年以上持つ性能を有しているということです。
それは、造っている私どもが勝手に言っているのではなく、国が定めている「住宅性能表示制度」に照らして、そのような等級であるとされているのです。
そういう長く持つ構造で建てているからこそ、傷みが出て来るとしてもゆるやかに時間をかけながら・・・なのです。
当然、構造が20年しか持たない家では、傷みももっと早く、しかもあちこちに出て来ることでしょう。
それではイイ家とは言えないと思うのです。

先のことを考えなければ、安い家はいくらでもできます。
素材は劣悪なモノを使えば材料費は極力抑えられるし、職人さんの手間代を叩けばその分安くもなりましょう。
しかし、「イイ家というものはそのような考えでは決して出来ない!」ということをお施主様にも是非ご理解いただきたいと思います。
住んでからの煩わしさが無い、安心して毎日を送れる、という幸せをきっとお届けできると断言いたします。
そのような「家」をお考えの方は、是非弊社スタッフにお声がけください。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 13:50│Comments(0)
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