2015年03月06日

一週間~奇妙な符合

こんにちは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。



今日は「一週間」についてです。


一週間といえば、毎日を七日一期に分けた単位で、(現代では)「年」や「月」の区切りには左右されません。
月をまたいでも年をまたいでも月曜日の次は火曜日という意味です。
言うまでもないのですが日本では、その一日ずつに「日曜日」「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」「金曜日」「土曜日」という名前が付いていますよね。

一方、外国、例えば英米では「Sunday」「Monday」「Tuesday」「Wednesday」「Thursday」「Friday」「Saturday」となっています。

週の第一日と第二日が「太陽の日」「月の日」で、日本の「日曜日」「月曜日」とこれは符合しています。
では、残りの第三日から第七日まではどうでしょうか?
実はこの第三日から第七日は、ゲルマン神話の神の名前に由来します。(土曜日のみローマ神話の神)

これらの神々はローマ神話の神と同一視され、それぞれ支配惑星を持つと考えられているのです。
「軍神[ティーウ Tiw =マルス]・・・(火星)の日」
「魔術の神[ウォドン woden(オーディン) =マーキュリー]・・・(水星)の日」
「雷神[トール Thor =ジュピター]・・・(木星)の日」
「美と性愛の女神[フリッグ(フレイア) Frigg =ヴィーナス]・・・(金星)の日」
「豊穣・再生の神[サトゥルヌス Saturn =サターン]・・・ (土星)の日」
 ・・・と、やはり日本の曜日と符合しているのでした。

そもそも、日本の曜日の「曜」とは光り輝く星を意味していて、「日曜日」というのは「光り輝く太陽星の日」という意味なのですから、全く偶然とは思われない一致なのです。

一週間~奇妙な符合



いったいどうして日本と英米の曜日の意味が符合するのでしょうか?

何故なら、日本で「日を七日に区切り、日曜日には休む」週休制が正式に導入された(これを「グレゴリオ太陽暦」と言います)のは明治六年のことで、それ以前は太陰太陽暦を用いていました。

ですから、そもそも英米とは違う概念を持っていたはずなのです。
それなのに、これほどまでに符合しているというのは、逆に不思議なことだとは思いませんか?



世の中には普段何げに見たり聞いたりしていることの中にも不思議なことがあるものですねぇ。


ところで、ご自分が生まれた日が何曜日だったのか、 ご存知ですか?

もしかしたら、上記のことからも、生まれた曜日はことのほか重要なのかもしれませんよ。

一度調べてみてはいかがでしょうか。




(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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