2015年01月19日
唯一無二の漢字・・・?
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「唯一無二の漢字」についてです。
「あれ、そういえばこの漢字ってこの単語以外に見ることないよなぁ。」っていう漢字ってありませんか?
これって、以前から不思議に思っていたんです。
例えば、「オシャレをして出掛ける。」なんていう時のオシャレを漢字で書くと「お洒落」となりますが、この真ん中にある「洒」という漢字なんかがそれです。
一見「お酒を飲んだら運転しちゃダメよ!」という時の「酒」という字に似ていますが、よく見ると、横棒が一本無いんですね。
この漢字は、この「お洒落」という単語で使われる他は見たことがありません。
それで思い出したのが、「あぁなんて瀟洒(しょうしゃ)な建物なんだろう・・・。」なんて言う時(日常ではこんな言葉めったに使いませんが)の、「瀟洒」の「瀟」の字もこの単語以外ではあまり使われないように思います。
余談ですが、漢字だとこんなに画数の多い「瀟」の字ですが、これを韓国のハングル文字で表すと「소」という字なんだそうです。
なんや!むっちゃ字画少ないやん! しかも浣腸してるみたいな字やん! (突然の関西弁ww)
コホン!(咳払い) 失礼致しました。
気を取り直して・・・
他にも「滑稽(こっけい)な話しだ。」の「滑稽」の「稽」の字も、この「滑稽」でしかお目にかかれません。
「急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。」を意味する「驟雨(しゅうう)」という言葉がありますが、この「驟」という字もその一つです。
また、お花の一つで静岡県の県花にもなっている「つつじ」は漢字で書くと「躑躅」と書きます。
もう、これなんかどちらもこの単語でしか見ません。
この字って、「髑髏(どくろ)」になんか似てませんか!? (あ、似てないですよね。ふ~~んだ!)
そういえば、「髑髏」というこの2つの漢字もこの単語でしか使わないよなぁ!
「ドクロ」で思い出したけど、「ミイラ」って漢字で書くと「木乃伊」って書くんですよね。
これも謎の一つです。
あ、また脱線しちゃった!
続けますネ。
さらに、先ほどの「躑躅(つつじ)」に似た字で、お相撲さんが立会いの時に取る姿勢である「蹲踞(そんきょ)」もあまり見かけません。
ちなみに、「蹲踞」とは座法のひとつであり、 膝を折り爪先立ちで腰を下ろした状態を言います。
相撲や剣道などで相手と見合う時に、この姿勢を取ります。
と、思ったら、これは間違いでした。
あの日本庭園にある「つくばい」を漢字で書くと、「蹲踞」と書くんでした。
まったく同じ字なんですね。
ちなみに「つくばい」とは、「茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの」です。
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるそうです。
だから、同じ字なのですねぇ。
ここまで書いたら、あの字を出さぬわけにはいきません。
そうです。 「薔薇」です。
もうこれなんかもどちらの字も、「バラ」以外では単語として見ないよなぁ~!
他にも「草むら」を意味する漢字で「叢」という字がありますが、これも「くさむら」以外では見かけません。
最後に「峠」を挙げておきたいと思います。
この字は「和製漢字」の代表選手ですが、この字も「とうげ」という他に用例を思いつきません。
しかし、この字で「とうげ」とは、上手く作ったものです。

きっとこれらの「唯一無二」の漢字たちは、まだまだ探せば、いっぱいあると思います。
また、見つけたらUPしますね。
あなたも見つけたら、是非教えてください。
あっ!今、思い出した!
つかんだりつまんだりして引き抜く意味の「むしる」という言葉がありあます。
「毛をむしる」なんて使いますが、これを漢字で書くと「毟る」と書きます。
これって、一部の方にはとっても残酷な字ではないでしょうか・・・。
失礼しました。
「漢字」っておもしろいですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「唯一無二の漢字」についてです。
「あれ、そういえばこの漢字ってこの単語以外に見ることないよなぁ。」っていう漢字ってありませんか?
これって、以前から不思議に思っていたんです。
例えば、「オシャレをして出掛ける。」なんていう時のオシャレを漢字で書くと「お洒落」となりますが、この真ん中にある「洒」という漢字なんかがそれです。
一見「お酒を飲んだら運転しちゃダメよ!」という時の「酒」という字に似ていますが、よく見ると、横棒が一本無いんですね。
この漢字は、この「お洒落」という単語で使われる他は見たことがありません。
それで思い出したのが、「あぁなんて瀟洒(しょうしゃ)な建物なんだろう・・・。」なんて言う時(日常ではこんな言葉めったに使いませんが)の、「瀟洒」の「瀟」の字もこの単語以外ではあまり使われないように思います。
余談ですが、漢字だとこんなに画数の多い「瀟」の字ですが、これを韓国のハングル文字で表すと「소」という字なんだそうです。
なんや!むっちゃ字画少ないやん! しかも浣腸してるみたいな字やん! (突然の関西弁ww)
コホン!(咳払い) 失礼致しました。
気を取り直して・・・
他にも「滑稽(こっけい)な話しだ。」の「滑稽」の「稽」の字も、この「滑稽」でしかお目にかかれません。
「急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。」を意味する「驟雨(しゅうう)」という言葉がありますが、この「驟」という字もその一つです。
また、お花の一つで静岡県の県花にもなっている「つつじ」は漢字で書くと「躑躅」と書きます。
もう、これなんかどちらもこの単語でしか見ません。
この字って、「髑髏(どくろ)」になんか似てませんか!? (あ、似てないですよね。ふ~~んだ!)
そういえば、「髑髏」というこの2つの漢字もこの単語でしか使わないよなぁ!
「ドクロ」で思い出したけど、「ミイラ」って漢字で書くと「木乃伊」って書くんですよね。
これも謎の一つです。
あ、また脱線しちゃった!
続けますネ。
さらに、先ほどの「躑躅(つつじ)」に似た字で、お相撲さんが立会いの時に取る姿勢である「蹲踞(そんきょ)」もあまり見かけません。
ちなみに、「蹲踞」とは座法のひとつであり、 膝を折り爪先立ちで腰を下ろした状態を言います。
相撲や剣道などで相手と見合う時に、この姿勢を取ります。
と、思ったら、これは間違いでした。
あの日本庭園にある「つくばい」を漢字で書くと、「蹲踞」と書くんでした。
まったく同じ字なんですね。
ちなみに「つくばい」とは、「茶室に入る前に手を清めるために置かれた背の低い手水鉢に役石をおいて趣を加えたもの」です。
手水で手を洗うとき「つくばう(しゃがむ)」ことからその名があるそうです。
だから、同じ字なのですねぇ。
ここまで書いたら、あの字を出さぬわけにはいきません。
そうです。 「薔薇」です。
もうこれなんかもどちらの字も、「バラ」以外では単語として見ないよなぁ~!
他にも「草むら」を意味する漢字で「叢」という字がありますが、これも「くさむら」以外では見かけません。
最後に「峠」を挙げておきたいと思います。
この字は「和製漢字」の代表選手ですが、この字も「とうげ」という他に用例を思いつきません。
しかし、この字で「とうげ」とは、上手く作ったものです。

きっとこれらの「唯一無二」の漢字たちは、まだまだ探せば、いっぱいあると思います。
また、見つけたらUPしますね。
あなたも見つけたら、是非教えてください。
あっ!今、思い出した!
つかんだりつまんだりして引き抜く意味の「むしる」という言葉がありあます。
「毛をむしる」なんて使いますが、これを漢字で書くと「毟る」と書きます。
これって、一部の方にはとっても残酷な字ではないでしょうか・・・。
失礼しました。
「漢字」っておもしろいですね。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:45│Comments(0)
│sugar
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