2014年06月08日

NPOとNGO

こんにちは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。


で、今日のお話しは「NPOとNGO」です。



ともに政府からも企業からも独立した、非営利の民間団体である「NPO」と「NGO」。
名前も似ていますし、活動内容も似ているみたいですが、違いがお分かりになりますか?

実はかくいう私もその違いがよくわかりませんでした。 で、調べてみました。

まず、「NPO」の方から・・・
「NPO」とは「Nonprofit Organizaition (ノンプロフィット オーガニゼーション)」の略で、日本語に訳すと「民間非営利組織」のことを言います。
この日本語訳なら聞いたことがありますよね。

NPOとNGO

もともとはアメリカの法人制度や税制度で使われて来た名称のため、広義では「営利を目的としない団体」というだけの意味合いとなります。

ただ、狭い意味では、非営利組織の中でも特にボランティア団体や市民活動団体を意味することが多いようです。

さらに日本では、阪神・淡路大震災を契機として1998年に「特定非営利活動促進法」(いわゆる「NPO法」)が制定されたことから、この法律の認証を受けた「特定非営利活動法人」を指すことが多くなりました。


これに対して「NGO」は、「Non-Governmental Organizaition (ノン‐ガヴァメンタル オーガニゼーション)」、つまり日本語に訳すと「非政府組織」を指します。

NPOとNGO


国際連合設立時に、民間のボランティア団体や非営利団体が国連機能にとって重要であるという認識から、それらの総称として「NGO」という言葉が使われるようになったのです。
このことは、「国連憲章」にも定義されています。
それによれば、「NGO」とは、国連と連携を行う民間組織のことで、飢餓救済、環境保護など、国際協力に関わる活動を行う非営利組織のことです。

でも、こう説明しますと「NGOは海外の課題に取り組む市民団体」と誤解されそうですが、国際的には非政府組織として認知される「NGO」団体が、国内法上では非営利の「NPO」ということもありうるのです。

ほらまた、わかりにくくなって来た(笑)。

ま、わかりやすく言えば、「利潤追求を目的としていない点を強調している」のが「NPO」で、「政府などの公共団体ではない点を強調している」のが「NGO」、と考えるとスッキリしそうです。




(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.


同じカテゴリー(sugar)の記事画像
なぜ心地よいのか?
珍しいお酒
心地よくなりたい?
容疑者と被疑者
7と8
奇跡の数字
同じカテゴリー(sugar)の記事
 なぜ心地よいのか? (2015-06-03 11:00)
 珍しいお酒 (2015-06-01 21:10)
 心地よくなりたい? (2015-05-26 23:20)
 容疑者と被疑者 (2015-05-19 22:42)
 7と8 (2015-05-10 11:00)
 奇跡の数字 (2015-04-30 18:07)

Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 14:54│Comments(0)sugar
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
NPOとNGO
    コメント(0)