2013年12月22日

折句の世界

こんにちは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。


今日は「折句の世界」についてです。



「折句(おりく)」と聞いてすぐピーンと来る方は、かなり学生時代に「古典」の授業を寝ないで過ごして来られた方だと思います。

多くの方は忘却の彼方に置き忘れてしまった言葉ではないでしょうか。

では改めて「折句」についておさらいしてみましょう。
「折句」とは、和歌・俳句で、五音または七音の各句の最初に物の名前や地名などの一字ずつを詠み込んだものです。
たとえば、有名なモノで言えば、水辺の草花の「かきつばた」を詠み込んだ在原業平の・・・
「から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ」 (『伊勢物語』)

折句の世界


などが挙げられます。
言語遊戯としての要素が強いのですが、ある種暗号めいたところがあるので、言葉のパズルという向きもあります。


明後日はクリスマス・イヴ。


たまには貴方も頭の体操に、それぞれの句のかしらに「ク・リ・ス・マ・ス」を詠み込んだ折句を作ってみてはいかがでしょうか?





苦しくて
理由もなしに
好きだから
また食べたくて
酢昆布を買う


なんつって!



(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.









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