2013年08月29日

二百十日

こんにちは。菊池建設の sugar です。


日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。


今日は「雑節」の一つである『二百十日』についてです。

というのも、少し暑さが和らいだような気がしますが、まだ残暑も厳しい今日この頃。
以前から、この頃になると『二百十日』という言葉を耳にしていたのですが、どんな日なのか、よく知りませんでした。

で、調べてみようと思ったわけです。



さて、「雑節」というのは、あまり普段意識していませんが、二十四節気・五節句などの暦日のほかに、季節の移り変りをより適確に掴むために設けられた、特別な暦日のことです。

一般に「雑節」と呼ばれるのは、次の9つだそうです。
節分
彼岸
社日
八十八夜
入梅
半夏生
土用
二百十日
二百二十日

節分やお彼岸入梅なんかもこの雑節だったのですね。
それから鰻でおなじみの「土用」もこの雑節なんだそうです。

さて、この『二百十日』ですが、いったいどんな意味がある日なのでしょう。


『二百十日』
だいたい9月1日頃(今年は9月1日)を指し、「立春」から数えて210日目なのでこの名が付いた。
この時季は稲が開花・結実する大事な頃ですが、台風が相次いで襲来し、農作物が被害を受けてしまうことがよくあり、厄日とか荒れ日などと言われている。
このことから、一つの目安として警戒を呼びかけていたようだ。

二百十日



調べてみましたら、上記のような説明がありました。
それにしても、なんとも安直なネーミングですよね。
210日目だから『二百十日』って!

9月1日というと「関東大震災」のあった日でもあり、やはりよくないことが起こる確率が高いのでしょうかねぇ・・・

台風はもう少し後の方がたくさん来ているイメージがありますが、昔はこの9月1日頃だったのでしょうか。

天災は防ぎようがありませんが、少しでも被害が少なくなるよう、その予防と対策はしておきたいものですね。



ちなみに、夏目漱石の作品にも「二百十日」という題名の小説があるそうです。

僕はまだ読んだことがありませんが、季節的にこの作品を読むにはよい頃のようですね。




(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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