2015年02月13日

フォントのホント



エクセルを使っている方は、印刷したとき「#」の文字になってしまった経験はありませんか?
これはセルの左右幅に対して文字列が長すぎると、こういうことが起こってしまうのですね。

画面上ではきちんと見えている数字が印刷されないのが、Windowsパソコンの泣き所。

ひと昔前に比べえれば、だいぶ良くなって来ているのですが、それでも印刷ずれは起こります。
特に図形は酷くずれることがありますし、Windows に始めから入っているフォントやOfficeに添付されているフォント以外のフォントを使った場合も、体裁が大きく崩れてしまうことがあります。

ではどうすれば解消されるか?と言えば、非常にアナログな手段ですが、必ず一度紙に印刷する方法がお奨めです。世の中とエコと言われている中、紙とインク代を無駄に使う方法は何とかならないものかとお考えの方は、PDFに変換してはいかがでしょう。
印刷にしろPDFにしろ何度もチェックするしか方法はないのですが、印刷ずれは減らせます。

中には「印刷もPDFも面倒だな。」と思われる方もいるでしょう。
確かに、印刷プレビューでも確認はできるのですが、実際に印刷を行うとプレビューとのずれに気づかれるでしょう。なので、エクセルを印刷するときは、ひと手間を惜しまず必ず印刷して確認してみてはいかがでしょうか。

それと、もう一つ。
残念なことかもしれませんが、標準フォント以外の使用を控えること。これで体裁のずれがだいぶ防げますし、特に他の人とデータのやり取りをする場合は、お約束として心得ておいた方が無難です。

いずれにしろ、誰かと紙を用いたやり取りを行うなら、パソコン画面だけに頼らないことですね。  

Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 14:32Comments(0)beans