2012年02月25日
ドレミファソラシド(音階)って?
こんにちは。菊池建設の sugar です。
今日は音楽の話を一つ。
音楽は私たちにとって、なくてはならないものだと思います。
好きなアイドルの歌う歌を一緒に口ずさむのも楽しみの一つだと言う方もいるでしょうし、車の中で好きなジャンルの音楽を流して楽しむ方も多いでしょう。
また、一人自室でクラシックの音楽に耳を傾けるのを趣味にしている方もいらっしゃるでしょうし、JAZZの生演奏を聴きにコンサートへ出かけるのが楽しみだという方もおいででしょう。
人それぞれに楽しみ方のある音楽ですが、この音楽というものをまったく聴かないという方は稀なのではないでしょうか。
さて、この音楽を構成する、もっとも根本的なモノに「音階」があります。
「音階」とは何か?
そうです。難しく考えることはないんです。
「ドレミファソラシド」のことです。
しかし、考えてみればこの音階が何故「ドレミファソラシド」なのか、考えてみたことがありますか?
そして、いったい誰がこの「ドレミファソラシド」を決めたのでしょうか?
あまりにも根本的な疑問過ぎて、答えがわかりません。
で、少し調べてみました。
そもそも「音階」というものは、歌のフシを覚えたり、記録したり、人に伝えたりしたいがための工夫だということはわかります。
これを発明したのは、さかのぼること古代ギリシアの時代なんだそうです。
ですから、誰が?という問いには答えられません。不明でした。
そして、音階ということで言えば、私たちには当たり前になっているのは「ドレミファソラシド」という7音階ですが、実はこれ以外にも音階は存在するのです。
例えばインド音楽では、驚くべきことに理論的には400以上もの音階があり、実践的にも100以上の音階が現在も使われていると言います。
また、トルコではドとレの間に9つの音階を持つと言います。
これは、ドレミ・・・をシャープやフラットで半音上げたり下げたりすることを含めて細かく分けたとしても、通常私たちが親しんでいる西洋音階(ドレミ)からすると、驚異的な分け方だと言えます。

< 12平均律 >
このように半音を上げたり下げたりしたものを含めて「12平均律」と言い、これがいわゆるドレミ…の音階の専門的な言い方で、「西洋音階」とも言います。
先ほど、ドレミ…は7音階と言いましたが、厳密に言えばこの半音の上げ下げを入れて12音階というのが正しい言い方なのです。そして、それを正式な言い方ですと「12平均律」と言うわけです。
実は、日本の伝統音楽でも三味線のようにドレミ…以外の特殊な音名を持つ楽器があるのです。
僕も民謡は五線譜に乗せにくいという話を聞いたことはあったのですが、つまりはそういうことなんですね。
他にもインドネシアのガムラン音楽やアフリカの狩猟採集民族の音楽などでは、ドレミファソラシドには乗らない音階が多数存在します。
なんだかあのエキゾチックな音楽とこの音階の多様さは関係が深そうですよね。
つまり、民族の数だけ音階の数があると言っても過言ではないのです。
それぞれの民族の音階は、西洋音階(ドレミ)に翻訳することもできますが、それはあくまでも近い音になるに過ぎないのです。
なんだか意外な気がしませんか?
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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今日は音楽の話を一つ。
音楽は私たちにとって、なくてはならないものだと思います。
好きなアイドルの歌う歌を一緒に口ずさむのも楽しみの一つだと言う方もいるでしょうし、車の中で好きなジャンルの音楽を流して楽しむ方も多いでしょう。
また、一人自室でクラシックの音楽に耳を傾けるのを趣味にしている方もいらっしゃるでしょうし、JAZZの生演奏を聴きにコンサートへ出かけるのが楽しみだという方もおいででしょう。
人それぞれに楽しみ方のある音楽ですが、この音楽というものをまったく聴かないという方は稀なのではないでしょうか。
さて、この音楽を構成する、もっとも根本的なモノに「音階」があります。
「音階」とは何か?
そうです。難しく考えることはないんです。
「ドレミファソラシド」のことです。
しかし、考えてみればこの音階が何故「ドレミファソラシド」なのか、考えてみたことがありますか?
そして、いったい誰がこの「ドレミファソラシド」を決めたのでしょうか?
あまりにも根本的な疑問過ぎて、答えがわかりません。
で、少し調べてみました。
そもそも「音階」というものは、歌のフシを覚えたり、記録したり、人に伝えたりしたいがための工夫だということはわかります。
これを発明したのは、さかのぼること古代ギリシアの時代なんだそうです。
ですから、誰が?という問いには答えられません。不明でした。
そして、音階ということで言えば、私たちには当たり前になっているのは「ドレミファソラシド」という7音階ですが、実はこれ以外にも音階は存在するのです。
例えばインド音楽では、驚くべきことに理論的には400以上もの音階があり、実践的にも100以上の音階が現在も使われていると言います。
また、トルコではドとレの間に9つの音階を持つと言います。
これは、ドレミ・・・をシャープやフラットで半音上げたり下げたりすることを含めて細かく分けたとしても、通常私たちが親しんでいる西洋音階(ドレミ)からすると、驚異的な分け方だと言えます。

< 12平均律 >
このように半音を上げたり下げたりしたものを含めて「12平均律」と言い、これがいわゆるドレミ…の音階の専門的な言い方で、「西洋音階」とも言います。
先ほど、ドレミ…は7音階と言いましたが、厳密に言えばこの半音の上げ下げを入れて12音階というのが正しい言い方なのです。そして、それを正式な言い方ですと「12平均律」と言うわけです。
実は、日本の伝統音楽でも三味線のようにドレミ…以外の特殊な音名を持つ楽器があるのです。
僕も民謡は五線譜に乗せにくいという話を聞いたことはあったのですが、つまりはそういうことなんですね。
他にもインドネシアのガムラン音楽やアフリカの狩猟採集民族の音楽などでは、ドレミファソラシドには乗らない音階が多数存在します。
なんだかあのエキゾチックな音楽とこの音階の多様さは関係が深そうですよね。
つまり、民族の数だけ音階の数があると言っても過言ではないのです。
それぞれの民族の音階は、西洋音階(ドレミ)に翻訳することもできますが、それはあくまでも近い音になるに過ぎないのです。
なんだか意外な気がしませんか?
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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