2015年04月14日
ホームページの目的とは?(中小企業のオーナー様向け)

少々堅い話しになりますが、今回は中小企業向けホームページの課題と方向性について書きます。
いきなり質問です。
企業ホームページに求められている課題とは?
答えはズバリ!『ホームページは、インターネット上の営業マン』なのです。
実際の営業活動は、お客様に商品を魅せ(≠見せ)、触れさせ、その結果として会社の良さを感じさせることに他なりませんよね?
つまりホームページ作成は、常に「お客様目線で考えることが重要」で「お客様は商品を実際に触れることができない」ことを念頭に置く必要があるのです。
お客様に商品を触れさせることが出来ないが、商品の価値を知ってもらう(最終的には会社の良さをしってもらう)必要がある。
難しい課題ですよね?
話しは変わりますが、中小企業ホームページのわりと陥り易い勘違いとして、「商品」ではなく「会社そのもの」を紹介している内容が、時折見受けられます。
もしも売り込みたいのが「会社そのもの」ならば、恐らくそのホームページの対象者は投資を行う人々であり、ターゲットを適切に絞った結果でしょう。
しかし、多くの中小企業のオーナー様が実際に売り込みたいのは、「商品」であり「サービス」なのではないでしょうか?
それでは、ホームページの目的を具体的に説明します。
ホームページの目的とは?
下記項目の中から、1ないし2(多くても3)の目的に「絞り込む」ことが重要です。
◇商品の販売へ結び付ける
これは、お客様から信頼感を得られるかどうかが最大のポイントです。
実店舗と異なる点に注意しましょう。
◇サービスの定着、あるいは商品紹介
お客様へ「サービス」を販売するためには、
「ホームページ上で、会社が何を行っているのか!を知ってもらう」
ことが重要であり、「簡潔な商品説明を目的」とします。
◇情報提供
「お客様に役立つ情報を、ホームページに掲載する」事を
目的として作成します。
◇サンプル請求や、資料請求の獲得
「商品・サービスの販売を最終目的」としたサンプルの請求を促し、
お客様の情報(メールアドレス、個人名等)を収集します。
以上となります。
え??会社案内が抜けていますか?
内容を絞る必要はないって?
確かに。
会社案内が重要だと思っている中小企業のオーナーさん達は、実際に多いと思うのです。
ですが、『本当に売り込みたいもの=お客様が欲しているもの』は何なのか?ホームページに記載すべきものを、いま一度考えて欲しいのです。
掲載すべき内容は、「会社案内」でしょうか?
売り込みたいものは、「商品」なのではありませんか?
加えて、人の記憶は多くを覚えていられません。せいぜい2、3項目程度ではないでしょうか?
ホームページの内容を盛りだくさんにした結果、お客様へ内容が伝わらず「商品の売り込みに失敗」してしまっては、営業マンとして如何なものでしょう。
繰り返しとなりますが、
『ホームページはインターネット上の営業マンであり、現実の営業活動と密接にリンクしていなければなりません。』
くれぐれも自己満足な内容に終始しないよう、心がけて下さいね。
beansこと矢島@元IT屋でした。
Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 15:33│Comments(0)
│beans