檜造りの菊池建設　スタッフブログ

展示場の玄関には、
弊社の大工さんが作って下さったスノコがあります。

このように奥行き方向へスノコを置くと、
下駄箱からの出し入れが楽になったり、
大勢で集まった時に履物をたくさん並べられたりして便利ですよね。

小さい時に親に連れられて通ったお寺の玄関にも、
ぐるりと並べられていて、よく駆け回ったものです。



さて、このスノコ
ぜひお伝えしたい事があります。
それは何かと言いますと…





なんと！
足の位置が、タイルの目地ときれいに揃っているのです。

言われなければ気づかないかもしれない、
小さな事かもしれません。
（自分も、気づいたのはしばらく経った後でした）

しかし、こういった小さな気遣いの積み重ねが
心地よい住まいをつくるのだと思います。

さとう




＊建築家の宮脇檀 （みやわきまゆみ）さんは、
　「目地を通すことは、意思を通す事だ」と話していたそうです。
　学生〜設計事務所勤務の頃に著書を集めていました。
　「それでも建てたい家」お勧めです。