2013年05月16日
ランドクルーザー

お久しぶりです。
先日、信号待ちにて古いランドクルーザーに出会いました。
とてもとても、想い出深い車なのです。
(深い想い出ゆえ、今回は長文になってしまいました)
*
大学3年生の頃、休学して海外旅行へ出かけました。
(神戸港から船に乗って上海へ渡り…陸路へインドへ。
安宿巡って西へ西へ。まさに深夜特急の世界。)
前半のハイライトを彼と過ごしたのです。

チベット自治区の首都「ラサ」から、ネパールの「カトマンズ」へ
宿で一緒になった友人達と1週間のツアーを組んで移動した際、
我々の荷物と命を預けたのがボロボロのランクルでした。
上の写真は、オーバーヒートしたエンジンに貴重な飲料水を与えている所。
出発から数時間でこの有様です。

チベットからネパールへ向かうのには、
ヒマラヤ山脈を超えなければなりません。
平均標高が富士山よりも高い、過酷なツアーでした。
森林限界を超えているためほとんど木は見当たりません。

よく見ると、車の色が変わっています。
なんと、あまりにも調子が悪いため途中の街で乗り換えたのでした。

こちらは、エベレストのベースキャンプ入り口。
山の猛者達に混じって、最高峰に近づくことが出来ました。

ネパールまであと少し。ほとんど道のない所も走りました。
振動で体が跳ね、天井へ頭をぶつける始末。
頭をぶつけながら、
ランドクルーザーとはいい名前をつけたもんだと思ったものです。
直訳すれば陸地巡航。
乗り心地はまさに海原をかける船の如しでした。

それでもへこたれずにネパールとの国境に到着です。
ジャパンプロダクト、バンザイです。
アベノミクスさんは、
世界に誇る日本の製造業をどう変えてくれるのでしょうか。
さとう家では、毎朝「みのさん」を見ながら追いかけています。
Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 17:13│Comments(0)
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