2013年02月07日

街のあちこちで見かける『警察官立寄所』の札の設置基準って?

こんにちは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今日のテーマは「街のあちこちで見かける『警察官立寄所』の札の設置基準って?」です。

街のあちこちで見かける『警察官立寄所』の札の設置基準って?


銀行などの金融機関の入口にはたいてい「警察官立寄所」のふだが掛かっていますよね。
大量の現金を置く場所だけに防犯上当然かと思うけれど、注意して見るとコンビニや薬局、牛丼店、マンションの入口にも貼ってあったりするんです。

街のあちこちで見かける『警察官立寄所』の札の設置基準って?

いったいどういう基準であの札は貼ってあるのか?ずっと疑問に思っていました。
それも、そう書いてあるところに限って実際に警察官が立ち寄っているところを見たことがないんですから。



で、調べてみました。

警察の広報課に尋ねてみると、特に設置基準はありません、とのこと。
「所轄の警察署長が公共の場所で警戒すべきと思われる地点に表示を促すケースもあれば、店側の要望を受け、警察官の立ち寄りが可能ならば表示するということもあります。」とのことでした。

なぁーんだ、基準なんかなくて警察署長が任意で決めていたのか。
一般的には、店側が作成した「立寄所」の札を所轄警察署の生活安全課に持ち込み、署長の承認を得れば提示することができるのだとか。

銀行やコンビニなどは業界全体が一括申請していて、自然と「立寄所」と化すそうです。

ところで、「立寄所」の札を掲げるとどのくらいの頻度で「立ち寄って」くれるのか。
要するに、警察官が立ち寄る場所だぞ!と悪いことを企んでいる人達にそれとなく威圧をかけるのが目的ですからね。実際問題として、すべての立寄所を毎日見回るのは難しいですよ。人手が足りないので、一般の防犯ボランティアや警察のOBに見回りを手伝ってもらっているのが現状です。

強盗事件の増加に伴って「警察官立寄所」の数も増加傾向にあるというけれど、数がこのまま増えれば立ち寄る確率はその分減るわけで、今後は「脅し効果」は減るばかりとなりそうです。

ちなみにさすがに個人宅は「立寄所」として承認してくれないそうです。

街のあちこちで見かける『警察官立寄所』の札の設置基準って?
 < こなにいっぱいあるのにね。>




(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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