2015年01月17日
美味しいお茶の淹れ方
こんにちは。菊池建設の sugar です。
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「美味しいお茶の淹(い)れ方のウラ技」についてです。
もしかして、おウチにまだ未使用の(あまり高価ではない)お茶っ葉が残っていませんか?
でも、あまり美味しくないからなぁ~、なんて思っていませんか?
なんとかこんな安いお茶っ葉を使って美味しいお茶を淹れる方法はないものか・・・?
そこで友達関係を最大に使って、お茶農家さんから茶道の師匠、はたまたお茶の専門家にいろいろとそんな都合のいい相談を持ちかけてみました。
そこで、教わった超簡単で美味しいお茶を飲めるウラ技をご紹介します。
その前にそのウラ技を知るまでの道のりを少々・・・。
どうしたら美味しいお茶が飲めますかねぇ?
「やっぱり美味しいお茶はそれなりに値段もするからなぁ。」とお茶農家さん。
そうです。それはわかっています。でも、安いお茶っ葉でもそれなりに美味しく飲む方法ってないものでしょうか?
「玉露はね、熱湯に近い温度じゃなくって、50~60度くらいの温度で飲むと美味しくいただけるのよ。」と茶道の先生。
それは知ってます。確かにそうなんですけど、そういう高価なモノじゃなくって安いお茶っ葉で美味しく飲みたいのです。
なにかいい方法ってないのかなぁ・・・。
「お茶を美味しくいただくにはお茶の旨味を最大に引き出せばよいのです。」とお茶の専門家の一言。
おっ、これはなにか秘密のウラ技がある予感・・・
で、どうすれば?
「簡単なウラ技ですよ。一言で言えば、『急須にお茶っ葉を入れて水を注いだ後で熱湯を注ぐ』 これだけです。」
え?
たったのそれだけ?
はい、たったのそれだけなんです。
というわけで、もう少し詳しく書きますね。
① 急須にお茶っ葉を入れ、水を少し加えて1分ほど待つ。
② そこに熱湯を入れて、また1分ほど待つ。
③ 茶碗に最後の一滴まで注ぐ。(残さない)
「お茶っ葉を入れてある急須にいきなり熱湯を注ぐ」という一般的なやり方ですと、お茶の旨味を充分に引き出せません。
実は、お茶を淹れる時には鉄則があります。
それは「いいお茶ほど、低い温度でゆっくりと淹れなくてはならない」というものです。(だから「玉露」は低温で淹れるのです。)
①で1分待つのは、お茶っ葉の旨味や甘味を充分に引き出すための時間です。
その際、水を入れる量は、お茶っ葉全体が浸る程度で充分です。
お茶農家さんのお話しでは、お茶っ葉には主にテアニンとカテキンという成分が豊富に含まれているのですが・・・
・ 低い温度でテアニンが上手く引き出された状態だと、お茶の甘みや旨味は増す。
(テアニンには、精神を落ち着かせる効果アリ)
・ 高い温度でカテキンがたくさん出たときの状態だと、お茶の渋さが増す。
(カテキンには、集中力を高める効果アリ)
この両方の味を同時にしかもしっかりと味わうのには上記の方法が最適なのです。
< ウラ技で淹れるとより濃く出る >
< 普通のやり方で淹れたお茶 >
やはり色合いが違いますね。
ちなみにもしも、「もうひと手間かけてもいい」 というあなたには、さらに上級編として以下の方法もあります。
Ⅰ お茶碗にお茶っ葉を入れて、水を少し加えて1分ほど待つ。
Ⅱ そこに熱湯を入れて、急須に移し、また1分ほど待つ。
Ⅲ 茶碗に最後の一滴まで注ぐ。 ← ここは同じ。
前述の①~③のように、急須に直接お茶っ葉を入れて水を足す方法ですと簡単です。
しかし、お茶っ葉が底までつかないタイプの茶漉しが急須の中に付属されている場合、お茶っ葉が充分に浸らないので、お茶っ葉の旨味が充分に引き出せないのです。
逆にもし、浸るほど水を入れてしまうと、後で熱湯を入れてもぬる~いお茶になってしまうのです。
それを改善できるのがこの方法です。
とはいえ、①~③の方法でも充分ですよ。
ちなみに、カテキンは殺菌力があることがよく知られていますが、テアニンにはストレス解消や睡眠の質を高めるという効果があるのです。
ですから、進んで摂取するようにすると健康にもよいのですよ~。
このウラ技なら超絶簡単でかつ美味しくお茶が召し上がれますので、是非お試しください。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.
日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。
今日は「美味しいお茶の淹(い)れ方のウラ技」についてです。
もしかして、おウチにまだ未使用の(あまり高価ではない)お茶っ葉が残っていませんか?
でも、あまり美味しくないからなぁ~、なんて思っていませんか?
なんとかこんな安いお茶っ葉を使って美味しいお茶を淹れる方法はないものか・・・?
そこで友達関係を最大に使って、お茶農家さんから茶道の師匠、はたまたお茶の専門家にいろいろとそんな都合のいい相談を持ちかけてみました。
そこで、教わった超簡単で美味しいお茶を飲めるウラ技をご紹介します。
その前にそのウラ技を知るまでの道のりを少々・・・。
どうしたら美味しいお茶が飲めますかねぇ?
「やっぱり美味しいお茶はそれなりに値段もするからなぁ。」とお茶農家さん。
そうです。それはわかっています。でも、安いお茶っ葉でもそれなりに美味しく飲む方法ってないものでしょうか?
「玉露はね、熱湯に近い温度じゃなくって、50~60度くらいの温度で飲むと美味しくいただけるのよ。」と茶道の先生。
それは知ってます。確かにそうなんですけど、そういう高価なモノじゃなくって安いお茶っ葉で美味しく飲みたいのです。
なにかいい方法ってないのかなぁ・・・。
「お茶を美味しくいただくにはお茶の旨味を最大に引き出せばよいのです。」とお茶の専門家の一言。
おっ、これはなにか秘密のウラ技がある予感・・・
で、どうすれば?
「簡単なウラ技ですよ。一言で言えば、『急須にお茶っ葉を入れて水を注いだ後で熱湯を注ぐ』 これだけです。」
え?
たったのそれだけ?
はい、たったのそれだけなんです。
というわけで、もう少し詳しく書きますね。
① 急須にお茶っ葉を入れ、水を少し加えて1分ほど待つ。
② そこに熱湯を入れて、また1分ほど待つ。
③ 茶碗に最後の一滴まで注ぐ。(残さない)
「お茶っ葉を入れてある急須にいきなり熱湯を注ぐ」という一般的なやり方ですと、お茶の旨味を充分に引き出せません。
実は、お茶を淹れる時には鉄則があります。
それは「いいお茶ほど、低い温度でゆっくりと淹れなくてはならない」というものです。(だから「玉露」は低温で淹れるのです。)
①で1分待つのは、お茶っ葉の旨味や甘味を充分に引き出すための時間です。
その際、水を入れる量は、お茶っ葉全体が浸る程度で充分です。
お茶農家さんのお話しでは、お茶っ葉には主にテアニンとカテキンという成分が豊富に含まれているのですが・・・
・ 低い温度でテアニンが上手く引き出された状態だと、お茶の甘みや旨味は増す。
(テアニンには、精神を落ち着かせる効果アリ)
・ 高い温度でカテキンがたくさん出たときの状態だと、お茶の渋さが増す。
(カテキンには、集中力を高める効果アリ)
この両方の味を同時にしかもしっかりと味わうのには上記の方法が最適なのです。
< ウラ技で淹れるとより濃く出る >
< 普通のやり方で淹れたお茶 >
やはり色合いが違いますね。
ちなみにもしも、「もうひと手間かけてもいい」 というあなたには、さらに上級編として以下の方法もあります。
Ⅰ お茶碗にお茶っ葉を入れて、水を少し加えて1分ほど待つ。
Ⅱ そこに熱湯を入れて、急須に移し、また1分ほど待つ。
Ⅲ 茶碗に最後の一滴まで注ぐ。 ← ここは同じ。
前述の①~③のように、急須に直接お茶っ葉を入れて水を足す方法ですと簡単です。
しかし、お茶っ葉が底までつかないタイプの茶漉しが急須の中に付属されている場合、お茶っ葉が充分に浸らないので、お茶っ葉の旨味が充分に引き出せないのです。
逆にもし、浸るほど水を入れてしまうと、後で熱湯を入れてもぬる~いお茶になってしまうのです。
それを改善できるのがこの方法です。
とはいえ、①~③の方法でも充分ですよ。
ちなみに、カテキンは殺菌力があることがよく知られていますが、テアニンにはストレス解消や睡眠の質を高めるという効果があるのです。
ですから、進んで摂取するようにすると健康にもよいのですよ~。
このウラ技なら超絶簡単でかつ美味しくお茶が召し上がれますので、是非お試しください。
(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
.
Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:58│Comments(0)
│sugar