2013年04月18日
小さきものへのまなざし
芹沢銈介美術館へ行って参りました。
名古屋に住んでいた頃から、行きたい行きたいと思っておりましたので嬉しいです。
現在の企画展は、「小さきものへのまなざし」というタイトル。
小さいもの好きとしては絶対に見逃せない企画でした。
内容は見て頂いてのお楽しみ…
5月12日まで、残り1ヶ月弱あります。
といいながら後回しにすると、いつも会期を逃してしまいます。
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この美術館を設計したのは、白井晟一氏です。
氏の建築へゆっくりお邪魔したのは初めて。
「孤高の」などと形容される建築家、
どんな空間が待っているのだろうと楽しみにしておりましたが、
親しみの感じられる、暖かな所でした。
手仕事の残る天井や額縁などに使われているナラ材や銅製のサッシ・取手、
ピッカピカに磨かれた黒御影石の床、きれいに積み上げられた外壁…
全体的には緊張感がありながら、
ところどころにホッとする仕上げが配されています。
この雰囲気が、芹沢氏の作品、コレクションに良く合うのです。
贅沢な場所ですね。
娘も気に入ったようで、
一緒に、「かわいいねー きれいだねー」
と言い合いながら見て回る事が出来ました。
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僭越ながら
我が家の小さいものたちを少しご紹介です。
特に動物をかたどった物がいつの間にか集まりました。
ゾウの鍵/ネパールの露店にて
鍵、なのですが、落とすと開いちゃいます。
タンザニア産の鳥/名古屋の雑貨屋にて
胴体は植物の種を使っているとの事。
おにぎりスズメ/石垣島の民芸品店にて
琉球張り子作家、豊永盛人の作品。
夫婦でファンになりまして、この後4点買い足しました。
ライオン/いただきもの
スウェーデンの陶芸家、リサラーソンさんの作品
素焼きのブタ/長政まつりにて
グアテマラ出身の方より購入。
のんびりした、のどかな子です。
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芹沢さんのコレクションは数百にも上るそうです。
自分は到底及びませんが、
これからもよい出会いがあれば、連れてかえってきます。
さとう
Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 23:12│Comments(0)
│さとう