2012年10月20日

床屋さんで切った髪の毛って・・・

こんばんは。菊池建設の sugar です。

日頃から気になっていたことや、わからないままにしていたことを解明するシリーズ(?)である「日常の世迷言」ですが、今日も以前から気になっていたことについて、お話しします。

今日のテーマは「床屋さんで切った髪の毛って・・・」です。



子供の頃、床屋さんで髪の毛を切ってもらう度に、床に落ちた自分の髪の毛を見るにつけ、この髪の毛は恐らくどうせ捨ててしまうのだろう。
ほかのお客さんのも合わせたら相当な量になるだろうから、これを集めて何かに使うことができれば大発見かもしれない・・・
これは、今風に言うなら「リサイクル精神の発露」だったわけです。

・・・と、思いつつ、今やすっかりおじさんになってしまいました。(笑)

果たして、床屋さんや美容院で切った後の髪の毛は、その後どうなるのでしょうか?
気になったので、調べてみました。

床屋さんで切った髪の毛って・・・
  < これで床屋じゃなかったら詐欺だと思う画像 >  ← テーマとあまり関係ないけど(笑)


元々、人毛はカツラや付け毛、理美容師の練習用マネキンの材料、また薬品の原料と意外にも多様な用途があるため、40年ほど前までは人毛を回収したり、買い取ったりしてくれる専門業者がいたのですが、今はほとんど無くなってしまったんだそうです。

ちなみに、人毛には「L-システイン」という、パーマ液などに使われるアミノ酸物質を抽出することができ、薬品の原料になるといいます。なんかどっかで聞いたことあるなぁ。

したがって、今でも人毛の需要はあるのですが、日本で回収しようとすると、コストがかかる割に、日本人の髪の毛は脱色などによる傷みも激しく、原料にするにはハードルがあり過ぎるのです。
茶髪の人が急増しましたからねぇ。


そこで、驚くことに最近では中国からの輸入に頼っているのです。
中国人の髪の毛は、安い上に黒くて太いストレートヘアなので、カツラにも薬品の原料にするにも最適なのだそうです。

ですから、私たち日本人が床屋さんや美容院で切った髪の毛は、そのほとんどが現在は廃棄処分なのだそうです。
人毛は「可燃ゴミ」なので、「燃えるゴミ」の日にゴミ袋に入れて出しているのだとか・・・


あぁ、やはりなにか新たな用途はないものですかねぇ・・・



(以上、 sugar こと 相川正也 でした。)
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Posted by スタッフブログ『ひのき同好会』 at 18:10│Comments(2)sugar
この記事へのコメント
切った自分の髪の毛を保管しておいて
将来さみしくなった時に植毛出来るといいのにね~
後何年後にその技術が・・・!?それまでもつかなぁY(>_<、)Y
Posted by 五朋建設総務部S五朋建設総務部S at 2012年10月21日 18:13
> 総務部 S様

そんなぁー!
髪は長ーい友達です。

あは、古いCMでしたね(笑)

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Posted by sugar at 2012年10月21日 23:34
 
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床屋さんで切った髪の毛って・・・
    コメント(2)